最新から過去まで、日照時間データを調べる方法
【2026年10月 全面更新】アメダスの日照時間が2021年3月から「推計」に変わったことを反映し、気象庁の新しいページへのリンクに直しました。このサイトの「過去の天気」での調べ方も足しています。
「今年の冬、なんだか日が差さなくて気が滅入る」
太陽光パネルの発電が思ったより伸びない月。野菜の育ちが悪い年。洗濯物が乾かない週。お日さまが足りないと感じる場面は、暮らしの中にも仕事の中にもたくさんあります。そんなとき、感覚ではなく数字で確かめられるのが「日照時間」です。

この記事では、
- 昨日や過去の日照時間を地点ごとに調べる方法
- 最新の日照時間と、平年とのくらべ方
- 2021年から変わった「アメダスの日照時間」の注意点
- 太陽光発電で見るなら日射量、建物の日当たりの計算
を紹介します。
昨日や過去の日照時間は「過去の天気」で調べる
いちばん手軽なのは、私の作った過去の天気のページです。地域・地点・日付を選ぶだけで、1時間ごとの日照時間が出ます。

赤い枠が日照時間と全天日射量(東京・2026年10月29日)。日照の「0.4」は、その1時間のうち0.4時間(24分)日が差したという意味です
種類を「日ごと」に変えると、1か月の毎日の日照時間が並びます。

赤い枠が1日の日照時間(東京・2026年9月)。雨の多い月は0.0の日が並びます
「月ごと」「年ごと」に変えれば、長い移り変わりも見られます。例として東京の日ごとのページを開いてみてください。
最新の日照時間はアメダスで
今日の分を見るなら、気象庁のアメダスです。地図で要素を日照時間に切り替えると、全国の値が見られます。
10日や30日といった、まとまった期間の合計を知りたいときは、日照時間の期間合計の一覧が便利です。平年とのくらべ(%)も並ぶので、「今月は平年の何割か」がすぐ分かります。

期間ごとの合計と、平年との比が並びます(出典:気象庁ホームページ)
知っておきたい:アメダスの日照時間は2021年3月から「推計」
ここは以前の記事から大きく変わった点です。
気象庁は2021年3月からアメダスの日照計による観測を終え、推計気象分布の値を、アメダスの地点の日照時間として出すようにしました。
つまり、アメダスの日照時間は、2021年3月より前は日照計の観測、それより後は推計です。何年もの変化をくらべるときは、ここに段差があるかもしれないと頭に入れておいてください。
地点の数は、気象庁の地点一覧で約900です(2026年10月時点)。

日照時間が見られる地点は約900
アメダスのない場所は推計気象分布で
点ではなく面で知りたいときは、気象庁の推計気象分布です。1km四方ごとの日照時間が地図で見られるので、アメダスのない山あいの町の様子も分かります。表示の数字は、その時刻までの1時間の日照時間です。たとえば13時なら、12時から13時までの分です。
関東の例.png)
推計気象分布の日照時間の例(以前の画面)
長い記録は気象庁の過去の気象データ検索で
気象庁の過去の気象データ検索で見やすいのは、「観測開始からの月ごとの値を表示」です。

押すと、観測を始めてからの全ての月の値が表で出ます。「今年の11月は、過去と比べてどうか」が一目で分かります。

CSV で欲しいときは過去の気象データ・ダウンロード、関東地方や東北地方といった広い範囲の平均は過去の地域平均気象データ検索が使えます。
太陽光発電で見るなら「全天日射量」も
日照時間は「日が差していた時間」で、エネルギーの量は分かりません。太陽光パネルの発電と関係が深いのは、地面に届く太陽のエネルギー、全天日射量です。
過去の天気の1時間ごとの表にある「全天日射量」の列が、これです。載っているのは一部の地点です。先ほどの表なら、12時の1.76MJ/m²のように読みます。
日の出と日の入りから計算する
ここまでは実際の天気の話でした。建物の日当たりのように、「雲がないとしたら何時間日が当たるか」を知りたいときは、位置と日付から計算できます。
keisan のページでは、日の出・日の入りや、南側の建物の影響を調べられます。家を建てたら簡単には引っ越せませんから、新築や土地選びの前に一度試しておくと安心です。
まとめ
「今年はお日さまが少ない」という感覚が数字で分かると、発電の見込みも、畑の段取りも、気持ちの整理もつきやすくなります。気になる月があれば、ぜひ調べてみてください。
出典:気象庁ホームページの観測データ・資料。画面と地点の数は2026年10月31日に確認したものです。
-100x100.jpg)
-100x100.png)




ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません