天気予報アプリの当たる確率を比較!適中率ランキング調査結果【一番当たる天気予報アプリは?】
kaku
天気予報アプリの天気予報は6種類ある
天気予報アプリは全部で何種類あるんでしょう?
とあるサイトでは60種類ぐらいありました。
その60種類近い天気予報アプリは開発者が天気予報をしている訳ではありません。
基本的に天気予報を発表している4社の天気予報をアプリという形で表示しているだけです。
日本の天気予報発表会社は下の4社です。
- 気象庁
- 日本気象協会
- ウェザーマップ
- ウェザーニューズ
しかし、アプリによっては2種類の例外があります。
例外は細分せずに大枠で分類します
- 外国の天気予報(ACCWETHER、weather channel、windy.com など)
- スーパーコンピューターの計算結果(専門用語でガイダンス)をそのまま使用しているもの
スーパーコンピューターの計算結果については、もう少し細かく説明します。
各天気予報会社はスーパーコンピューターの計算結果を入手します。
天気図として表示されるものや、最高気温のように具体的な数字のものもあります。
ただ、種類が沢山あるうえに時間がたてば更新されます。
各予報会社はそれらを総合定期に判断して天気予報を作っています。
統計的な処理や最近ではAI的な処理をすることもあります。
どう処理するかは各予報会社の違いというか、腕の見せ所といった感じです。
だから、天気予報に差ができ、結果として優劣が分かれます。
日本の天気予報会社は、スーパーコンピューターの計算結果を工夫して加工して天気予報の精度を高めているんです。
だから、基本的に例外の2つより、予報会社4社の天気予報会社の方が精度は高まります。
前置きが長くなりましたが
4つの天気予報会社の予報の適中率ランキングが分かれば、どの天気予報アプリが当たる天気予報アプリかわかることになります。
そして、私は2019年6月から全国の天気予報を調査して現在およそ2年の天気予報を調査しました。
結果は天気予報適中率ランキングで発表していますが、その結果を使えば
どの天気予報アプリが当たるかランキングを作ることができます。
アプリ毎の天気発表会社と天気予報適中率
有名なアプリ毎に天気予報を提供している会社とその会社の2019年6月から10月の天気適中率全国平均を表にしました。
アプリ名 | 予報発表会社 | 適中率(順位) |
---|---|---|
特務機関NERV防災 | 気象庁 | 83.3%(1位) |
かわいい天気予報シリーズ | 気象庁 | 83.3%(1位) |
Yahoo!天気 | ウェザーマップ | 82.6%(2位) |
tenki.jp | 日本気象協会 | 82.1%(3位) |
ウェザーニューズ | ウェザーニューズ | 80.3%(4位) |
NHKニュース防災アプリ | ウェザーニューズ | 80.3%(4位) |
ウェザーマップとウェザーニューズは名前が似ていますが、まったく別の会社です。
Yahoo!天気に情報提供をしている会社がウェザーマップ。
テレビ朝日等、幅広くテレビやインターネットに天気予報を流しているのがウェザーニューズです。
また、気象庁と日本気象協会も別の組織です。
業務内容が似ているので自然と名前が似ていますが、全く別の組織です。
気象庁と日本気象協会は結構ごっちゃにしている人も多いので「気象庁と日本気象協会の違い」で記事にしています。
興味があればどうぞです。
天気予報適中率4位グループまでのアプリを掲載しましたがこの下に外国産の天気予報を使用しているアプリが入ってきます。
iPhoneの天気アプリやACCWETHERの天気予報アプリです。
ACCWETHERの天気アプリは90日先まで見れるという特徴があるので利用するのも分かりますがiPhoneの天気アプリについては使用のメリットが全くないのでオススメは出来ません。
週間天気予報や10日天気予報だけは別
ここまでの話で外国産の天気予報はあまり当たらないと説明してきました。
日本の天気を当てるための細部の開発が出来ていないからです。
ただ、週間天気予報や10日先の天気予報となると話が違ってきます。
各気象会社は天気予報の資料を基に天気予報を作成します。
もとになる資料は国内では気象庁のものだけです。
スーパーコンピューターを使って気象状況を計算しているのは国内では気象庁だけです。
そう、国内では。
スーパーコンピューターの数値シミュレーションには国ごとに精度の差があります。
今日や明日の短い時間の天気予報なら大きな差になりませんが、予報期間が延びる週間天気予報や10日天気予報では
その差が大きくものを言います。
天気予報のテクニックより数値シミュレーションの精度がものを言うといえばいいでしょうか?
そして、2019年現在その数値シミュレーションが世界で最も精度よく出来るのがヨーロッパ中長期予報センターで
ECMWFという機関です。
ここまでくれば結果は見えてきますよね?
ECMWFの数値シミュレーションを使っている天気予報は週間天気予報や10日天気予報では最も精度が良くなります。
そして、そのECMWFの数値予報シミュレーションを使っているのがWindy.com社のアプリ、windyになります。
ということで、週間天気予報や10日天気予報では精度が逆転してwindyが1位になります。
天気予報アプリも目的別に使うのがオススメです。
目的別の天気予報アプリのオススメも別記事にまとめています。
使い方が分かれば便利なので良かった読んで下さい。
国内最長の2週間(14日)天気予報
2021年頃から天気予報は先を先を競うように予報しています。
気象会社のアプリもどんどん先を予想しています。
気象協会(TENKI.jp)も2週間天気予報にリニューアルしました。
WEBではウェザーマップの16日天気予報が最長ですが、アプリではTENKI.jpの14日(2週間)が最長です。
先の予報が知りたい人は、TENKI.JPのアプリをどうぞ!
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