太陽光発電のシミュレーションを比較!当たっている太陽光発電のシミュレーションサイトは?
太陽光発電のシミュレーションサイトの比較をしてみた
太陽光発電のシミュレーションサイトって沢山ありますよね?
数あるサイトの中で5.1kwで年間発電量が6800kWhの我が家の発電実績に一番近いのはどのサイトでしょうか。
検索上位の太陽光発電シミュレーションを成績順に並べてみました。
あくまでも個人の感想ですが、一通り使ってみての感想です。
結果として、偶然なのですが、入力がシンプルなページほどシミュレーションも正確でした。
これは、太陽光発電シミュレーションページに力を入れている証拠なのでしょうか。
シミュレーションに力を入れる=シミュレーションが正確&インターフェースも親切
ということかと考えられます。
詳細は後に書きますが、まずは結果を一覧表にしますね。
会社名 | 精度 | 入手時間 | 分かりやすさ | 備考 |
panasonic | 91% | 23秒 | ◎ | 親切設計で月別の発電シミュレーションもあるのでオススメ!概算から細かめのシミュレーションまでできちゃいます。 |
ソーラーフロンティア | 90% | 27秒 | ◎ | だいたいのシミュレーションがしたい人にピッタリ!必要な情報はしっかりとシミュレーションしてくれます。 |
SHARP | 88% | 33秒 | ◎ | 発電容量が選べないのが難点。その他は細かめの設定もできて月別のシミュレーションも可能! |
LIXIL | 87% | 2分 | △ | 日陰や雪の影響までシミュレーション出来るのでこだわる人にはいいかも。内容はやや理解しにくいものがあるので注意が必要。 |
京セラ | 66% | 2分30秒 | △ | 損失率を細かく設定できる人向けのページ。ある程度知識がある人向け。ザックリ知りいた人は他のページの方がいいかも。 |
1番正確で簡単だったのは panasonicの太陽光発電量シミュレーション
一番、短い時間で、しかも正確にシミュレーションできたのはpanasonicの太陽光発電シミュレーションサイトでした。
私の入力時間は23秒で91%の精度であっていました。
我が家の発電実績:6800kWh
シミュレーション結果6200kWh
panasonicのシミュレーションサイト簡易版というのがあり、そちらをしようしましたが
①地域(北海道とか本州とか沖縄とか)
②都道府県選択
③システム容量
④屋根の向き
⑤1ヶ月の電気代(節約金額表示用)
しかも、数字の入力がないので、とっても簡単に年間発電量が分かりました。
しかも、精度もなかなかのもので90%越え。
太陽光パネルの生産は終了するそうですが、販売はまだまだ継続するPanasoniの太陽光発電。
シミュレーションも分かりやすくオススメのページです。
2番正確で簡単だったのは ソーラーフロンティアの太陽光発電量シミュレーション
2番目に短い時間で、しかも2番目に正確にシミュレーションできたのはソーラーフロンティアのシミュレーションサイトでした。
私の入力時間は27秒で90%の精度であっていました。
我が家の発電実績:6800kWh
シミュレーション結果6098kWh
ソーラーフロンティアのシミュレーションサイトは「30秒でかんたん!」といううたい文句でしたが、その通り、ほぼ30秒で入力ができました。
入力したのは
①地域(北海道とか本州とか沖縄とか)
②都道府県選択
③屋根の形状
④システムの容量
⑤屋根の向き
⑥1ヶ月の電気代(節約金額表示用)
しかも、数字の入力がないので、とっても簡単に年間発電量が分かりました。
しかも、精度もまずます。
3番目に正確で簡単だったのは SHARPの太陽光発電量シミュレーション
3番目に正確で簡単な太陽光発電のシミュレーションサイトは SHARPの発電シミュレーションで私の計測で33秒かかって88%の精度でした。
我が家の発電実績:6800kWh
シミュレーション結果(発電容量補正後):6000kWh
シャープの場合は発電の容量が2択で(7.22kwか4.19kwか)どちらも測定している環境とちがったので補正をしています。4.19kw→5.1kw
SHARPも質問内容はソーラーフロンティアのシミュレーションサイトと同じような内容です。
①都道府県選択(クリックが2回必要)
②地域選択(県内のどの地域か)
③屋根の形状
④発電容量
⑤屋根の方角
⑥電気代と、月の入力
入力して感じたのは「ボタンが小さいため選択がしにくい!」
といったぐらいです。
大きな不満ではないですが、スマホからは選択しづらく感じました。
精度は高く、質問内容も必要最低限に抑えられていたのでさすがSHARPといった感じです。
この3位までは、オススメのページなのですが、次からはやや不親切な太陽光発電システムシミュレーションページが続きます。
別に企業が悪い訳ではありませんが、シミュレーションはここまでに紹介したページで良いのではないかと思います。
個人的にはだいぶ不親切に感じる LIXILの太陽光発電量シミュレーション
太陽光発電のシミュレーションサイトは LIXILの太陽光発電のシミュレーションでした。
私の計測で2分かかって87%の精度でした。
我が家の発電実績:6800kWh
シミュレーション結果(発電容量補正後):5878kWh
LIXILさん、いろいろ入力するので最終的にはそこそこ正確な数字は出てくるのですが
入力内容が細かかったり、省略できるクリックが沢山あります。
あと、入力するためのテキストボックスが細かすぎる。
太陽光のパネルのサイズなど、いらないのではないかと思います。
しかも、入力してもすぐ反応しないので、画面の外をタップして「何kwになったかな?」
なんて調べながら入力しなければならない。
設計は、もう少し見直せるかと思います。
あと、最後に投資回収シミュレーションがあるのですが、肝心の太陽光発電の金額がわからないのでシミュレーションになっていない。
結果として、「かなり具体的に太陽光発電の導入が決まっている人向け」のシミュレーションページという印象です。
設備の投資金額や、具体的なパネルサイズなど決まっている場合は有効なサイトかもしれません。
損失率を知らないと正確な計算が出来ない 京セラの太陽光発電量シミュレーション
太陽光発電のシミュレーションサイトは 京セラの太陽光発電のシミュレーションでした。
私の計測で2分30秒かかって66%の精度でした。
我が家の発電実績:6800kWh
シミュレーション結果(発電容量補正後):4500kWh
京セラさんも、スマホで操作するにはテキストボックスが細かすぎるとか不親切な部分があるのですが最大の問題は「損失率」という数値。
太陽光発電の発電量を計算する場合
発電量(kWh) = 日射量 × システムの容量(kW) × 損失係数
という式を使います。
日射量は地域の平均値を使います。向きによって日射量が変わるのでシミュレーションでは屋根の向きや屋根の勾配を入力することになっています。
システムの容量は「何kWのパネルを載せるか」です。
損失係数ですが、これは、発電するシステム状の損失で通常0.85が日本では使われます。
パーセントでいうと85%です。
この数値、太陽光発電協会の表示ガイドラインに記されている数値です。
エネルギーは100%交換できるシステムは存在しません。
必ずロスは存在します。
そして、この京セラの太陽光発電シミュレーションでは損失係数を入力するのかな・・・・と思いきや、損失割合なので15%(100%-85%=15%)を入力します。
この、損失率は季節によって、また商品によって違ってくるので入力させたい気持ちは分かりますが、そもそも年間変動の大きい太陽光発電シミュレーションで、そこまでこだわるのはあまり意味はないと思います。
日射量自体、2割や3割の増減がある数値なので、シミュレーションもその精度を考慮して、省略できる入力は省略して良いかと思います。また、入力させるにしても、相場を知らない一般の人向けの参考値があると入力しやすいですね。
個人的には応援している会社なので、入力画面の見直しを頑張って頂きたいです。
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