雷で壊れた家具、保険は効くの?落雷の証明書は?

2021年4月8日

雷の被害は毎年多数あります。

あなたもいつ被害者となるか分かりません。

既に落雷の被害になっている場合、保険は効くのか心配ですよね?

私の体験から雷の被害とその時の住宅保険の使い方について説明します。

落雷素材
落雷素材

雷で壊れた家具や家財は保険が効くことが多い!

これは正直、保険の内容次第となります。最近は保険も多様化していますが、一般的な家具や家財の保険は雷の災害(自然災害)をカバーしている場合が多いです。家財保険であれば、まず適応されますし火災保険でも「落雷」の被害も補償対象となることが多くなっています。まずは、保険の契約内容を確認することが大切です。

賃貸の物件だから、保険に入っていない・・・と落ち込む方もいるかと思いますが、賃貸の場合契約時に火災保険に入ることが必須となっていることがほとんどです。記憶にはないけど保険の入っているケースがあります。仲介会社に確認してみてはいかがでしょうか。

住宅保険の良いところは「使用しても自動車保険のように保険料は上がらない」という点です。少々の手出しはありますが、基本的に使った方が特することが多いので使用できる場合は使うことをお勧めします。

保険会社に提出する雷の証明書類

雷で家財が壊れた場合、保険が使用出来ることが多いと説明しました。当然、保険を使用するには「雷で家財が故障したこと」を証明する書類が必要です。そのためにもいつ(何月何日何時)の雷が原因かしっかりと記録しておきましょう。そこを間違ってしまうと、その後の作業で間違いが起こるので慎重にしましょう。

さて、本題です。雷の証明ですが、最も公的な証明に「気象証明」というものがあります。全国各地の気象台で発行可能ですが5300円の手数料がかかってしまいます。なので、気象証明は使わないで済ませることをお勧めします。

では、どうやって証明するか・・・というと、HPで調べるというのが最も簡単です。雷ブラリであれば1か月前の雷を調べられますし、過去の落雷履歴であれば2010年10月以降全ての雷がいつどこで発生したか、何時何分に雷が発生したか調べることができます。

また、少し難しいですが、気象庁の過去の気象データ検索から調べる方法もあります。このサイト自体はかなり証明が難しいので「過去の気象データ検索の使い方」という記事を参考に使ってもらうと良いと思います。端的にポイントをお伝えすると

  1. 地点選択で各都道府県の気象台を選択
  2. 日付を選択(時刻は不要)
  3. 1時間ごとのデータを選択
  4. 遷移先のデータの下にある記事欄で雷マーク(Rのようなもの)の時刻を確認

という手順となります。

私の経験では「過去の気象データ検索」まで使わなくても過去の落雷履歴のプリントアウトなどで保険会社は納得してくれます。認定については保険会社の基準によるので確認してみてください。

落雷の発生時刻を調べてみる

過去の落雷履歴 であれば簡単です。

 

一番上の日付選択画面で対象時刻を選択し、決定ボタンを押せば完了です。

 

過去の雷検索
過去の雷検索

12時間戻るなどのボタンでもOKです。

時刻など

拡大して、点をクリックしたら発生時刻と場所がわかります。

簡単ですよね?

緯度経度がわかれば地点の証明にもなります。

雷検索でデータが出ない場合、注意報の履歴も有効

これまで紹介したサイトは気象庁のLIDENと呼ばれる雷監視システムのデータを使用しています。

ほとんどの雷は監視システムに引っかかるのですが、希に雷監視システムで観測できない雷があります。

困りますよね。

 

そういう場合は、「雷注意報が発令されていた」とういのも証明として認められる場合があります。

過去の注意報については警報・注意報データベースにまとめてあります。ここから都道府県を選択していけば、全国のどの都道府県でも雷注意報がいつ発令されたかわかります。

この、注意報の画面をプリントアウトして郵送すれば証明書類として認められる場合が多いです。

繰り返しになりますが、可否を決めるのは保険会社なので事前に確認してください。

また、各地の気象台によって差はありますが、気象台によっては雷注意報をいつ発表したのかHPに掲載している気象台もあります。

それを使うのも一つの選択肢です。

HPに注意報の日時を掲載しているということは、保険会社出証明として認められる事が多いことの証とも言えるでしょう。

 

気象庁以外の観測を見る手段もある

雷の観測をしているのは私の知る限り国内で3つの機関があります。

①気象庁②電力会社③大学の共同研究(Blitzortung.org(ブリッツ))

です。電力会社の観測は過去に遡れる機関が短かったり、地域によっては見れない地域もあったりと不便です。

しかし、大学の共同研究(Blitzortung.org(ブリッツ))であれば1週間前までの雷の位置を確認できます。

落雷による被害が出てからも、1週間以内であれば落雷の証拠とすることが出来るでしょう。気象庁の雷観測で検知されなくても、Blitzortung.org(ブリッツ)では検知されるということはまぁまぁあることです(当然逆もありますが)。証明書類としては、都合の良い方を採用すると良いでしょう。

lightningMaps
lightningMaps

Blitzortung.org(ブリッツ)は、国内では2017年3月に湘南工科大学が中心となって運用が開始されたプロジェクトで国際的なネットワークが構築されています。アジア域では日本だけではなくオセアニアなどの落雷も確認できますし、国際的名取り組みの中心を担っているドイツの周辺となるヨーロッパの落雷情報も確認できます。

言い換えると、世界中の雷を確認できるシステムとなっています。

凄いですね。