旅行の服は気温の平年値で決める!
「4月に北海道へ旅行へ行ってきたけど寒かった!」
なんて話、聞いたことはありませんか?
「逆に4月に沖縄に行ったら海に入れたよ!水着持っていけば良かった!」
なんて話もあります。
日本は広い!同じ4月でも最低気温が氷点下になる北海道から、海で泳げる沖縄まで気候は様々です。
旅行前に気温を調べて、ちょうど良い服を準備していくことは大切ですよね。
ここで紹介する内容をまとめた
を使えば一目瞭然です。
使ってみてください。
気温ごとの服の目安
風の強弱や、湿度、朝なのか昼なのか、日照があるのか・・・状況によって微妙に違いはあるのでしょうがおおよそ服は気温で決めれば間違いはありません。
そういう訳で、気温ごとの適切な服装を見てみましょう。
暑がり、寒がり、でプラスマイナス3℃程度の差はあると思いますので調整してください。
3℃以下の服装
気温が3℃以下になると、雨ではなく雪が降るぐらいの寒さです。ただただ、単純に寒いです。体が寒さになれていない場合、厚着をしないと体調を崩してしまいます。
最低でも冬物のコートは必要です。
季節によっては、最低気温が3℃以下で、日中は3℃を超える場合もありますので注意が必要です。
「最低気温2℃、最高気温8℃」のように最低気温だけがちょっとコートを薄手にしてマフラーやカイロで調節するなど工夫をするといいですね。
また、この時期は風が強く服と体感気温は予想気温より低く感じます。体感気温には湿度も関係するのですが、冬だと常に湿度は安定して低くあまり体感気温は左右しません。その代わり、風によって寒く感じるのですが、ちょっと考えてみたら経験したことがありますよね?冬で風が吹いて寒い・・・当然ですね。
体感気温では、1m/sの風で約1℃体感気温が下がる計算です。沿岸の地域でもない限り街中の風速はせいぜい5~6m/sなのですが、それでも気温が5~6℃寒く感じます。服の素材がセーターのように隙間があって風を通す素材は風の弱い日や室内で着るようにしたいですね。
4℃~9℃の服装
気温が1桁だと冬本番の印象です。特に、日中の気温が一桁の場合、最低気温は0℃近く。まったく油断できない寒さです。
寒く感じることは間違いない気温なので、インナーを冬物にして常時寒さに対応できるようにしましょう。その上で、外出時は冬物の服+薄手のアウターぐらいがちょうど良いでしょう。
この、薄手のアウターというのがポイントで、晴れた日などは、日中だけ気温が上がることもあります。日中少し暖かくなった時に脱げるというのがポイントです。寒暖差も考えてアウターは薄手のコート!便利なので試してみてください。
雨が降る?平年値で確認しよう!
天気についても、実は平年値が役に立ちます。平年値とはその地域の平均的な気温や降水量で、詳しくは「平年値について」でまとめています。
ただの統計情報のようですが、日ごとの気温などが細かく計算されているので旅行の服装を決めるときなどに使えます。他にも、ガーデニングなど植物を育てる時にも使えますし行事の予定にも使えるでしょう。
そして、意外なことに雨の多い・少ないも平年値でだいたいの検討が付きます。もちろん、晴れや雨の偏りのない地域・時期というのもありますが、同じ本州でも太平洋側と太平洋側で雨の多い季節が違うことはなんとなく知ってますよね?
例えば、出雲は「くも、いずるくに」という名前の通り曇りや雨が多くなりますが、その傾向は冬に顕著です。冬の出雲は本当によく天気が崩れます。あまり知られていませんが、冬の沖縄も意外と曇りや雨が多くなります。逆に、宮崎は日向と呼ばれるぐらい、日照時間が多い国です。特に冬はほとんど晴れ!プロ野球のキャンプが行われるのは南国で暖かいというのが理由の一つですが、もう一つは晴れの日が多いというのが理由です。
九州山地を挟んで向こう側の熊本県とは冬の晴れの日数が全然違うのでプロ野球のキャンプは宮崎に集中しています(もちろん、気候以外の理由もありますが)。
そういった、天気を調べるための平年値も季節ごとの気温と服装~全国編~で調べられるので使ってみてください。
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