正しい雷対策、屋内の雷対策は?

2022年7月26日

屋内の雷対策は雷サージ対策だけでは不十分

雷が鳴って、危険なのは外だけではありません。

家の中にも雷の電流は入ってきます。

雷サージと呼ばれる現象ですね。

電気学会の資料によると雷サージによる日本の雷の被害の総額は年間で1000億円~2000億円です。

あなたのパソコンやTVも今日にでも雷サージによって故障するかもしれません。

私たちの家電の故障の原因となる雷サージですが、いくつか種類はあります。

簡単にまとめると、雷サージは雷によって短時間に電圧が変化することが原因で電流が流れる現象です。

雷なので、電圧が変化する・・・当然ですね。

そうすると、電流が流れる・・・確かに!!

納得できる現象ですね。

これを雷サージと呼んでいるわけです。

電圧の変化は電柱から電線を伝って家の中に入ってきます。

そう、侵入経路はコンセントとなります。

これが、一番の典型的なパターンとなります。

侵入経路がわかれば、対策は簡単。

そこに、サージ防止の機能を加えたらOKです。

ということで、雷サージのコンセントを使っているる人も多いでしょう。

ですが、雷サージの被害はそれだけではありません。

雷サージ付きのコンセントだけでは対策は万全とは言えないのです。

雷サージ対策は電源だけではなく通信線も必要

電源に雷サージ対策を行っている人も多いでしょう。

ですが、それだけでは不十分です。

例えば、パソコンの富士通のページではアンテナからのテレビの信号線や電話線、インターネット(光ケーブル)の線を通じて電流が流れることに注意が必要と書かれています。

電源線はサージ防止のコンセントで対応ができますね。

電話線に雷サージ防止の対策ありますか?

光回線に雷サージ防止の対策はできますか?

TVのアンテナ線に雷サージ防止の対策はできますか?

電源線以外は、何らかの機器で雷サージの防止対策が簡単には出来ないのが現状です。

一応、音羽電気さんの商品で信号線用SPDというものがあります。

例えば、LANケーブル用の雷ガード