災害の備え、必要な物リスト。最低限の備えが無ければ今日準備!

2021年9月2日

災害に備えて必要な物リスト

災害は忘れた頃にやってくる。

いつ、あなたが被害物になるか分かりません。

思い立ったが吉日、備えていないなら今日、準備しましょう。

災害に備えて絶対に必要な物リスト

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優先度 品目
必須(最優先) 飲料水3日分(1人あたり1日3リットル。3日で9リットルなので 9リットル×人数分
必須 ポリタンク(18リットル以上の大きい物)。生活用水用。折り畳み式もあると便利。
必須(避難所にも持参) スマホ充電器と予備バッテリー。ソーラー充電器もあると理想的。
必須(避難所にも持参) 懐中電灯(LEDは照明の持ちが段違い)
必須(避難所にも持参) 代えの衣類(1つあるだけで全然います)
必須(避難所にも持参) 防災シート(防寒が主。シートとしても使える。軽くて省スペースなのに使用の幅が広い。しかも安価)
必須(避難所にも持参) 大きめのバッグ
女性必須(避難所に持参も) 生理用品
ほぼ必須 非常食(3日分。可能なら5日分)
ほぼ必須 救急箱常備薬、消毒液、ばんそうこう、湿布)
ほぼ必須(避難所に持参も) 多めのウエットティッシュ(手も、体も、汚れた物もふける。汎用性が高い衛生用品)
ほぼ必須(避難所に持参も) マスク(コロナ対策)
ほぼ必須(避難所に持参も) タオル(本来用途から、枕、防寒と汎用性が高い。)
必須 非常用トイレ(簡易トイレ)

災害への備えとして最も重要な備えは「水」です。特に飲料水。1人あたり1日3リットルあれば大丈夫です。

普段は、食品から水を取り入れているので水はそれほど飲まないかもしれません。

ですが、非常時には乾パンやパンなど水分の少ない食品が多くなります。

非常食がメインになると必要な水分も多くなります。

防災時の備え

給水車や避難所へ水が安定供給されるまで3日はかかると考えた方が良いでしょう。

なので3日分、1人あたり9リットルは準備しておきましょう。

また、トイレなどの生活用水は川や井戸、給水車など入手方法が行く通りかあります。

そして、その方法で主となるのは輸送です。

水の輸送、したことありますか?

こぼれないように気を使いますよね?

なので、ポリタンクのように蓋の出来る容器が必要です。

災害時の水については、別ページで紹介してあるので参考にどうぞです。

また、災害時の食品はアルファ米がオススメです。野菜もとれるし、米でエネルギーも取れます。

水を加えるだけで簡単に美味しいご飯が食べられます。

災害用の非常食についても別ページで紹介してあるのでみてください。

 

スマホは今では災害時でも多くの役割を果たしてくれる貴重なアイテムです。

「防災情報の入手」「親戚等への連絡先の一覧」「離れて避難する家族の写真」

様々な用途があります。

そのスマートフォンも電気が無ければ使えません。

スマートフォンの充電器、今では災害時でも必要な重要アイテムと言えるでしょう。

また、生活には灯りが必要です。

懐中電灯は貴重な照明となるでしょう。

今では一般的となっているLED照明は、白熱電球とは比較にならないぐらい長持ちします。

数時間で消えてしまう白熱電球ではなく、100時間以上電池だけで灯のつくLEDの懐中電灯にしましょう。

また、LEDの懐中電灯は指向性が強い(照らす範囲が狭い)ものが多いですが

長期間使うなら、ランタンタイプの方が照明として便利です。

 


防災シートについては、初耳の人もいるかもしれません。


防災シートは1000円しないぐらいで購入できますが、いざという時に重宝します。

震災時、家に入れず車中泊をする人は多いです。

車中泊で寒さを凌ぐ為に一番便利なのが防災シートです。

また、シートなので外で食品をする時はシートにも使えます。

また、雨の時にはカッパの代わりにして避難所に移動することもできます。

重要な用途がたくさんある割に軽くて省スペースの防災シートは準備しておくべき防災アイテムと言えますね。

 

災害時に意外と便利なのがウエットディッシュです。赤ちゃんのおしりふきでもほぼ同じ事はできます。

いざ、被災すると、風呂はおろか手を洗うことすらままなりません。

そんな状態で、手でも体でも何でも拭いて、捨てることができるウエットディッシュは物凄く重宝します。

私は被災した時に充電器を借りて、お返しにウエットディッシュをプレゼントした所、非常に喜ばれた経験があります。

災害時、特に水が使えない状況でのウエットティッシュは必須アイテムと断言しておきます。

あと、トイレですが、避難所に仮設トイレが設置されるまでは個人で対応しなければなりません。

生活用水の備蓄があれば水洗トイレも使えますが、そうでない時には簡易トイレが役に立ちます。

 

追加であると便利な物リスト

あると便利(避難所に持参も) 洗面用具(水がいらないシャンプーなど)
あると便利(避難所に持参も) 歯ブラシと歯磨き粉(いざという時はうがいでも構わないが歯ブラシがであると便利)
あると便利(避難所に持参も) アルコール消毒液(衛生用品としても、感染症対策としても)
あると便利(避難所に持参も) ヘルメット、レインコート、防災頭巾(防災シートで代用可能だかあると便利)
あると便利(避難所に持参も) ブランケット(防災シートで代用可能だが冬はあると便利)
あると便利(避難所に持参も) 携帯ラジオ(スマホでも代用可能だがあると情報量が多くなる)
あると便利 ごみ袋。自治体が準備する避難所にはあることが多い。
あると便利(避難所に持参も) 卓上コンロ。電気が止まっていれば初日に調理して冷蔵庫を空に近づけるのが理想。
あると便利 サランラップ。(食器に巻いて節水。体にまけば防寒。)

こちらは、どうしても必要とまでは言いませんが、あると便利な物です。

最近では、水のいらなシャンプーもあるので備えてみてはいかがでしょうか。

また、清潔な生活をすることが難しくなる避難所生活、コロナ対策の意味も含めてアルコール消毒はあると便利です。

あと、地域と季節にもよりますが、寒いと命に関わります。

防災シートで最低限の寒さを凌ぐことはできますが、ブランケットもあるとより暖かい生活ができますね。

特に、冬の避難所は寒いですから。

ここに挙げているもので、少し用途が分かりにくいのがサランラップです。

サランラップは、実は被災時は様々な用途があります。

①更に巻いて洗い物をなくす

②寒い時は体に巻いて保温

③(地震ではけがをしやすい)止血するガーゼと包帯の代わり

④クルクル丸めて紐の代わり

⑤手袋の代わり

⑥くしゃくしゃにしてスポンジの代わり

他にもあるかと思いますが、これだけでもサランラップの有効性は分かってもらえるでしょうか。

 

子ども用に必要な物リスト

年齢に応じて必須 ミルクと哺乳瓶(使い切りタイプが便利)
年齢に応じて必須 オムツ、おしりふき
年齢に応じて必須 抱っこひも
年齢に応じて必須 離乳食(非常食が乾パンだけだと辛い。アルファ米は水に長めに付けるとどうにか代用可能)
年齢に応じて必須 泣き止ませるお気に入り玩具(避難所で泣かれると親の気が休まらない。でも、子どもは泣きます。)
可能なら 母子手帳 (病気になった時に予防接種等の記録が必要なことがある。可能性は低め。)

子どもや赤ちゃんの災害時に必要なものは、年齢によって違います。

ミルクや哺乳瓶も乳離れがすめば不要です。

オムツや抱っこひもも同様です。

年齢に合わせて必要なものを準備しておきましょう。

 

高齢者用に必要な物リスト

必須 常備薬とお薬手帳
必須 老眼鏡、杖、補聴器など普段使って道具
必須 入れ歯、入れ歯洗浄剤
必須 大人用オムツ
あると便利 柔らかい食品(アルファ米など工夫して柔らかく出来る)

高齢者の災害時の準備リストも状況によって異なります。

同居している方の状況に合わせて準備しておきましょう。

防災情報

Posted by kaku