防災グッズ一覧、本当に必要なものを準備しよう

本当に必要な防災グッズ一覧

防災グッズを準備しようと思っても、何が必要で何が不要か、判断が難しいですよね?私の被災経験や、防災情報として内閣府が配信している情報を総合してお伝えします。

防災時の便利グッズ

災害に備えて本当に必要な物リスト

優先度 備蓄 避難所に持ち出し 品目 備考
超絶対 飲料水
比較的都会:3日分
田舎:5日
やや多く感じるでしょうが、食品から水分が取れないため1人あたり1日3リットル必要。1人あたり3日で9リットル。
絶対 ポリタンク 【★便利グッズ】生活用水用。トイレや洗濯。
絶対 スマートフォンの充電器と予備バッテリー 【★便利グッズ】電気さえ確保出来れば、情報が取得できる。プッシュ通知アプリがあれば、ほっといてもある程度の情報は入る。ソーラー充電があると理想的。
必須 懐中電灯 【★便利グッズ】ランタンタイプだと、生活照明として使える。LEDだと100時間以上持つので白熱電球など古い場合は買換えが必要。
必須 下着、予備衣類 予備が1組あれば洗濯が可能。2つも3つも準備するとかさばるので1組!
必須 防災シート  【★便利グッズ暖もとれるし、シート、雨具様々な用途がある。
必須 大きなリュック 両手が使えるようにリュックが良い。 
女性
絶対
生理用品  5日分。痛み止めが必要なら併せて。
必須 長期保存の食品  内閣府は3日分を推奨。せっかくだから美味しい食品をローリングストックしましょう!食べなくても3日なら水で命は繋げるでしょうが・・・。
必須 救急箱  常備薬と応急処置用。地震で怪我をする前提で。
必須 ウエットティッシュ 【★便利グッズ】汎用性が高いめちゃくちゃ便利な防災グッズ!風呂の代わりにも、手を洗う水の代わりにも。貴重な水の節約に大貢献。
必須 マスク  感染症対策に必須。
ほぼ必須 タオル  拭く、巻く、隠す、包むと何役もこなしてくれる。汎用性が高い。
必須 非常用トイレ 【★便利グッズ】断水等初動で活躍。避難所が安定するまでの分。
あると便利 洗面用具 【★便利グッズ】水のいらないシャンプー
あると便利 歯ブラシと歯磨き粉 普段通りの生活をするためにあると良い。
あると便利 アルコール消毒液 感染症対策にも、衛生状態の維持管理にも。節水効果あり。
あると便利 ヘルメット、防災頭巾 地震の時にあると便利。余震が多いと欲しくなる。
あると便利 ブランケット 寒さは命とり。特に冬の初動で役に立つ。防災シートと併用を。
あると便利 携帯ラジオ 情報はスマホでも入るが、あると便利。
あると便利 ごみ袋 本来のごみ袋だけでなく、持ち運び用、仕分け用の袋として重宝。
あると便利 卓上コンロ 暖かい物が食べられる。冷蔵庫の物を初日に食べると1食(1日)節約。
あると便利 サランラップ 皿に巻くと食器を洗わなくて済む。自分にまけば暖かい。紐にもスポンジにもなる。意外と汎用性が高い。
あると便利 レインコート 大雨の避難用。

 

災害の備えとして必要な物のリスクです。

水や食品は便利グッズとは言い難いでしょうが、大切な備えなので掲載しています。

 

 

以下、災害の備えとして、とても役立つ防災グッズを紹介していきます。

防災便利グッズ① スマートフォンの充電器

スマートフォンは災害時も様々な用途があります。
親戚や会社の連絡先はスマホが無ければ分からない人も多いと思います。
また、連絡の付かない場合家族を探す場合、手がかりとなる写真もスマートフォンに入っていますよね?

当然、防災情報もスマホがあれば入手できますね

NHKニュース防災アプリYahoo防災アプリを入れているだけで備えとしては段違いです。

しかし、スマートフォンも電気が無ければ使えません。

スマートフォンの充電器、今では災害時でも必要な便利グッズです。

防災便利グッズ② ランタン型の懐中電灯

災害は昼夜問わずにやってきます。

夜間であれば、照明は必須です。

また、被災後も生活には灯りが必要です。

懐中電灯は貴重な照明となります。

 

あなたの懐中電灯はLED照明ですか?それとも古い豆電球タイプですか?

LEDは白熱電球とは比較にならないぐらい消費電力が小さいです。

白熱電球は電池で数時間しか持ちません。でもLEDなら100時間以上電池だけで明るく輝いてくれます。災害の備え、防災グッズとしてはLEDの懐中電灯でないと意味はありません。

また、LEDの懐中電灯は真っ直ぐ先を照らすものが多い多いですが

生活の照明として使うならランタンタイプの方が照明として便利です

 

ただの懐中電灯では防災グッズ・便利グッズとは言えません。

ランタンタイプのLEDを持ってこその備えと言えますよね。

防災便利グッズ② 防災シート

防災シートって初めて聞きましたか?

形はただのシートです。

値段も安いです。1000円やそこらです。


でも、この防災シート、災害時にとっても役立つ防災便利グッズです。

震災時、家に入れず車中泊をする人は多いです(家が余震で崩れそうだから)。

また、避難所が嫌で車中泊をする人、結構多いです。

セゾンの調査では4割の人が車中泊を選択しています

冬は当然ですが、春や秋でも車中は意外と寒いです。

その寒さを凌ぐ為に一番便利なのが防災シートです

防寒だけでなく、カッパとして防災シートを使うこともできます。

ただ、羽織るだけですが、着替えもない状況で濡れると大変ですよね?

そんなときに防災シートがあればとても便利。

また、シートなので外で食事をする時はシートとして使えます。

重要な用途がたくさん!でも場所をとらずに軽くい!防災シートは防災便利グッズの代表とも言える商品です。

防災便利グッズ④ ウエットディッシュ

想像できますか?災害時はウエットディッシュがめちゃくちゃ便利グッズです。

赤ちゃんのおしりふきでもほぼ同じ事はできます。

「手を拭こう!」→ウエットディッシュで拭こう。

「体を洗おう!」→ウエットディッシュで拭こう。

「バッグが泥だらけ」→ウエットディッシュで拭こう。

「ここで寝よう」→ウエットディッシュで拭こう。

「トイレ行ったけど水が無い」→ウエットディッシュで拭こう。

水がない状態だと、何でもウエットディッシュで拭くしかありません。

実体験で便利と感じたものと言えばウエットディッシュです。

防災便利グッズ⑤ 簡易トイレ

災害時に水が使えなくて困るのがトイレです。

お風呂は1日1回というのが普段の生活ですよね?

でも、トイレは1日1回ではすみません。

災害時のトイレは最も困ること言えます。

東日本大震災の時は仮設トイレが避難所に設置されるまで3日以上かかったところが66%です。

1週間でようやく半分の避難所で仮設トイレが設置されています。

10年経って教訓も活かしているため多少は進歩していますが、最低3日はかかると思った方が良いでしょう(内閣府の資料でも国からの支援は3日はかかるとされています)。


餅は餅屋といいますが、トイレは簡易トイレ。専用の用途のものはしっかりとしています。

抗菌も消臭もしっかりとしているので安心です。

しかも、15年保存で30回分。

防災だけでなく、断水の備えとしても是非、備えておくべき便利グッズです。

防災便利グッズ⑥ コック付きのポリタンク

災害時は水が貴重なのは知ってますよね?

断水の予想は尽きませんが、地震で水道管に被害があれば断水の長期化は避けられません。

給水車が来るにしても、最初は川から水をくんだりしなければなりません。

そんなときに役に立つのがポリタンクです。



洗濯も手を洗うのも、トイレの水も、飲料水以外はこのポリタンクからの水になります。

当然、コック付きのポリタンクが便利です。

また、ポリタンクが1つだと不便です。

だって、水が足りないから・・・。

でも2つ、3つと置いておくのも場所をとりますよね?

なので、折りたたみのポリタンクも併せて備えましょう。

これぞ、省スペースの防災便利グッズです。


防災便利グッズ⑦ 水の要らないシャンプー

災害時に水が貴重になるという話は上に載せています。

水が貴重なら、水を節約することは当然。

というわけで災害時には「水の要らないシャンプー」が活躍します。

清潔を保つことは病気の予防にも役に立ちます。

ストレスの多い生活をしているのですから、髪ぐらい洗って清潔にしてストレスを少しでも軽減しましょう。

 


水の要らないシャンプーは、様々な会社から色々な種類が出ています。

使用感は、それほど差は感じません。

あえて言えば、香りの差・・・ぐらいでしょうか。

好みの香りの商品を選んでもらえれば良いと思います。

防災便利グッズ⑧ カセットコンロ

災害時とアウトドアは役立つものが似ています。

アウトドアで役立つものは、たいてい災害時にも役立ちます。

外での調理と言えばカセットコンロですよね?

これがとって便利!これも便利グッズの代表ですね。

災害時に停電になれば初日に冷蔵庫の中身を料理してしまいましょう!

冷蔵庫の中身が使えれば、よっぽど中身が少ないときでも1日分ぐらいは何か食べられます。

アルファ米などの非常が1日分は節約できるでしょう。

普通の状態なら2日節約できるかも?

食品はなるべくゴミが出ないように、バーベキュー方式。

切って、焼いて、焼き肉のタレ。本当にアウトドアのような感じですね。

コンロについては、

・持ち運びやすい軽い物。

・内熱方式で熱効率が良い物。

・圧力感知安全装置が付いているも

というのが便利グッズの条件でしょう。

災害時は調理だけでなく、お湯を沸かすのもカセットコンロです。

お湯でタオルを蒸せば気持ちの良い蒸しタオルの出来上がり。

お風呂の代わりになります。

お湯で調理するアルファ米(お湯の方が美味しいので)やカップ麵も食べますよね?

そうすると、カセットコンロは頻繫に使うことになるでしょう。

カセットコンロを頻繫に使うのであれば、圧力感知安全装置は必須機能です。

また、内熱方式で効率が良いことも必須ですね。

 

防災情報

Posted by kaku