ハザードマップを確認する4つの方法。アプリもあるよ。

2021年8月27日

ハザードマップとは

ハザードとは英語でhazard 危険を意味します。

マップはMap 地図ですね。

ハザードマップは 直訳すると「危険地図」

危険な場所がかかれた地図という意味になります。

危険と言ってもいろいろですが、ハザードマップのさす危険は

「洪水」「浸水」「津波」「土砂災害」「火山災害」など自然災害による危険を指します。

誤解を恐れずに、ハザードマップを言い換えれば

自然災害で危険な場所がのっている地図

という意味で使われています。

 

先ほど挙げた通り、自然災害には「洪水」「浸水」「津波」「土砂災害」「火山災害」など種類があります。

そのため、想定される被害の種類だけ、ハザードマップがあります。

「洪水のハザードマップ」

「土砂災害のハザードマップ」

「高潮のハザードマップ」

などハザードマップにも種類があり、1つ1つ確認する必要があります。

 

その、ハザードマップの確認方法はいくつかあります。

紹介していきましょう。

ハザードマップは誰が作っているの?

ハザードマップは、自然災害に対して危険な場所が載っている地図と紹介しました。

では、その地図、誰が作っているんでしょうか。

 

ハザードマップは自治体(市町村)が作成しています。

平成27年の水方法改定により、雨や高潮の浸水を想定し避難方法を住民に周知する義務がかされました。

ハザードマップの作成は、法律で定められた市町村の義務なんです。

なので、全国どの市町村にも必ず作成されているハズです。

また、「住民に周知すること」も義務であるためHPに公開されています。

 

市町村が作成してHPに掲載しているのはいいのですが

全国各地の市町村がそれぞれ掲載していため

残念ながら資料の掲載方法に統一感はありません。

 

なので、ここでは統一感をもった分かりやすいハザードマップの確認方法を紹介します。

ハザードマップの確認方法その1 重ねるハザードマップ

ハザードマップを分かりやすく確認できるページの代表は

重ねるハザードマップ

です。

重ねるハザードマップ

市町村の境を超えて全国のハザードマップを1つの地図にまとめてくれています。

「重ねるハザードマップ」は内閣府が管理しています。

内閣府は災害が発生するとその復旧作業の中心的な作業を担う機関です。

その内閣府が管理しているのですから信頼性は抜群です。

「重ねるハザードマップ」の使い方は簡単で左側の「災害種類」を選択するだけです。

洪水のハザードマップを表示させたければ洪水を選択。

土砂災害のハザードマップを表示させたければ土砂災害を選択します。

市町村の提供しているハザードマップは、災害ごとに別々のファイルになっていますが

「重ねるハザードマップ」はそれらを1つの地図に表示できるという利点もあります。

「洪水」「土砂災害」「高潮」など全ての危険な場所を1画面で見ることが出来る便利なページです。

 

ハザードマップの確認方法その2 わがまちハザードマップ

ハザードマップは全国の自治体がそれぞれ作成しています。

元の資料は各自治体が作成したファイルになります。

その大元のファイルを確認する方法が「わがまちハザードマップ」です。

わがまちハザードマップ(地図選択)

わがまちハザードマップは全国の自治体が作成したハザードマップへのリンクが載っています。

市町村を選択してもいいですし、災害別(洪水とか土砂災害とか)に探してもハザードマップへ

たどり着くように設計されています。

地図を拡大してもハザードマップへたどり着きます。

上手く作ってますね。

「わがまちハザードマップ」も管理は内閣府が行っています。

国の災害に関する業務のとりまとめをしている機関です。

信頼性がとても高いと言えるでしょう。

ハザードマップの確認方法その3 NHKのハザードマップ

 

災害時に最も信頼出来る情報を届けてくれるのがNHKです。

そのNHKが管理する全国のハザードマップが秀逸なので紹介します。

 

NHKハザードマップ

ハザードマップは全国の自治体がバラバラに作っています。

なので、ハザードマップを広範囲に確認しようとすると各市町村のページをそれぞれ確認するしかありません。

また、災害ごと(浸水とか洪水とか土砂災害とか)に作成されているので確認が面倒というデメリットがあります。

そういった、自治体の壁や災害の壁を取り払って

1つの地図でまとめて確認ですよね?

その便利なハザードマップがNHKのハザードマップです。

凡例も見やすく、先に紹介した「重ねるハザードマップ」よりも使い勝手が良いのではないかと感じています。

また、みたい市町村が決まっていれば、市町村から選択することもできます。

ちなみに、NHKハザードマップはNHKニュース防災アプリからも確認できます。

 

詳しい話は次の項目をご覧ください。

アプリでハザードマップを確認する方法

アプリでハザードマップを確認する方法の代表はNHKのニュース防災アプリから確認する方法です。

NHKニュース防災アプリのハザードマップ

NHKのニュース防災アプリは無料で使用できます。

インストールすればニュースや防災情報はもちろんハザードマップも確認できます。

NHKの受信料を払っていない人でも無料で使用できますので安心してください。

ハザードマップの確認方法は簡単です。

アプリを起動ししたの「マップ」→「表示切替」→「ハザードマップ」

の順に進んでいけばハザードマップが確認できます。

とても簡単なので使ってみてください。

 

防災情報

Posted by kaku