今日の天気予報から1ヶ月先の天気予報まで、アプリを使ったオススメの見方
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今から1時間以内の天気は雨雲レーダーを見よう
2つの雨雲レーダーを出したけど、どっちも今の雨雲がわかる、雨雲レーダーと呼ばれるものです。
作っている時の雨雲レーダー、とれたてホカホカの雨雲レーダーです。
夏の雨雲ですね。ゲリラ雷雨と呼ばれるものです。
雨雲レーダーを見てて、気づきますか?
同じ市町村の中でも、雨の降っているところと、降っていないところがありますね。
雨の強い、弱いも場所によってバラバラ。
これ、天気予報で表現できますか?
1時間の中でも、雨が降ったりやんだりします。
天気予報は、場所によって結構違うことがあります。10kmや20㎞離れれば別の天気になる日もあります。
「晴れ」や「雨」といった1つや2つの天気のマークしか出せない天気予報。
昔からわかりやすくなじみがありますが、天気予報で表現するには限界があるんです。
これは、ゲリラ雷雨の日だけではありません。
だから、オススメするのは、雨雲レーダーを見ることです!
雨雲レーダーその1 気象庁の雨雲レーダー
昔からよく使われていて、目にする機会が多いのが気象庁のレーダです。
ウェザーニューズの雨雲レーダーも、Yahoo天気の雨雲レーダーも、気象協会の雨雲レーダーも
すべて、元のデータは気象庁の雨雲レーダーです!
色や地図、操作が違うだけでデータは同じものなんです!
だから、雨雲レーダーを見るときは天気アプリの好みで決めてOKです。
5分ごとの雨雲の動きを表示してくれて、2014年ごろから高解像度化されています。
ブラウザから見る場合は気象庁の高解像度ナウキャスト(雨雲の動き)にアクセスするだけで見ることができます。
最小250mという細かい解像度になっています。250mごとの雨雲がわかるってすごいですね。
GPSで位置表示もできますし、道路や線路の表示もできますが、一番すごいのは
今の雷も表示してくれるところ!
今、どこで雷が落ちているか、表示できるのは自分の体や家電を守るためにとても重要なことですね。
また、この高解像度ナウキャストは今の雨だけではなく、1時間後までの予想を表示できます。
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細かく、1分ごとに雨雲が見れるX-RAINもオススメ
雨雲レーダーには、2種類あります。
ほとんどのアプリやwebサイトが気象庁の雨雲レーダーをしようしていますが、もう一つはX-RAINです。
人気がないの?
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
使ってみれば、X-RAINの方が高性能です!
X-RAINの特徴は、Xバンドという、短い波長を使用しているところです。
短い波長を使っているメリットは、詳細に雨雲を捉えられるところです。
短い波長のため、強い雨雲の向こう側を捉えられないというデメリットがありましたが、レーダーを多数設置することでデメリットは解消されました。
また、X-RAINは、1分ごとに更新さます。毎分更新ですよ!
気象庁の5分間隔より短い間隔で雨雲の動きを教えてくれます。
また、2重偏波レーダー(マルチパラメータレーダー)という雨粒の状態判別ができる高性能レーダーなので雨量の計測も正確です。
毎分更新で精度な雨量というのがX-RAINの特徴になります!
X-RAINを見れるアプリは少ないので紹介しておきます。
今回紹介するのは「アメデス」というアプリ。
X-RAINが見れるというだけではなく、天気予報なども見ることができます。
もちろん、警報のような防災情報もあるのでいざという大雨の時も役に立つでしょう!
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気象庁のレーダーとX-RAINの比較
違いがわかるように比較しておきます。
- 解像度は実はほぼ同じ(一部、データを気象庁がX-RAINからもらっているから)
- 更新は気象庁の高解像度ナウキャストが5分ごと、国土交通省X-RAINが1分ごと
- 雨の正確さはX-RAINが上(マルチパラメータレーダーなので)
- 雷や1時間後の予想があるのは気象庁の高解像度ナウキャスト
- X-RAINも動画にすると過去の雨雲の動きがわかり、だいたい見た感じで1時間後も予想はつく
- ほとんどの天気アプリは気象庁の雨雲レーダーを使っている
- X-RAINが見れるのはブラウザから。アプリならアメデスを使う
2時間から6時間は雨雲の予想を見よう
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今後の雨 は6時間までなら降水短時間予想
気象庁は雨雲の動きを予想するサービスも提供しています。
この、雨雲の予想は、最初に紹介した高解像度ナウキャストとは違って、スーパーコンピューターの計算した予想が含まれています!
含まれているというのは、今の雨雲とスーパーコンピューターの計算した雨雲の予想、両方を合わせて最も当たりそうな雨雲の動きを表示させています!
気象庁の雨雲の動き(降水短時間予想)からアクセスもできるけど、ほかの天気アプリで見ることもできるますよ。
今年になって15時間まで予想が延長されましたが、そこまで精度が高くはないようです。
オススメは以前から提供していた6時間ぐらいかな?と思っています。
雨雲の予想も10分ごとに、しかも、10分ごとの予想があるので頻繫に最新の状態に更新されるのでとても便利です。
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アプリはないけど、雨雲の動きをアプリっぽく使う方法もあるのでやってみてくださいね。
明日の天気予報のオススメ
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どこの会社の天気予報が当たるのか、1番当たる天気予報は?
明日の天気予報については、私の独自の調査結果をご覧ください。
もったいぶるつもりはないので、ここで軽く結果を言っておくと
1位 気象庁の天気予報:86%~88%当たってました。
2位Yahoo天気:86%~88%当たってました。
3位 気象協会の天気予報84%~86%当たってました。
4位 ウェザーニューズ 83%~85%当たってました。
といった結果でした。結果は毎月変わるのでだいたいの結果をここに書いておきます。
なお、調査は明日の天気予報 に絞って行ってます。調査法もちょっと甘めかもしれませんが、だいたい気象庁の調査方法に合わせています。
ウェザーニューズの天気予報の90%あたるも、ちょっとだけ大きく言ってますが、だいたいい80%台後半の確率で当たっていたので、目先数時間の予想がもっと高い確率で当たるのなら、90%も嘘ではないかな?と思います。
そもそも、なんで、天気予報がいろいろあるの?という疑問は別ページ(アプリやサイトによって天気予報が違う)にまとめていますが、一言でいえば、「天気予報を正確にするのが難しいから」
競馬の予想とは違うかもれませんが、難しいから予想が仕事になっちゃうんですね。
天気予報の正解率が2番目(1位と僅差)に高かったのはウェザーニューズの天気予報だったので
オススメの民間の気象会社の天気アプリとして紹介しておきますね。
1時間毎の天気予報も見れれば、雨雲レーダーも見れる、週間天気予報もパッとわかるしバランス型の天気予報アプリとなっています。
一部有料登録して解禁される部分もありますが、無料で十分使えるアプリです。
よかったら両方あるので試してみてくださいね。
iPhoneの標準の天気アプリはアメリカの会社の予報で論外といっていいぐらい当たらないので注意してくださいね。
昔からの天気予報を集めている人がいる
天気予報をコツコツと集めているのは、私だけじゃなくて大先輩もいるみたいですね。
昔からの天気予報を知りたいひとは東京限定なら「東京地方過去の天気予報」
全国版なら「過去の天気予報」
が役に立つでしょう。
週間天気予報は7日まで、10日先の天気予報は信じすぎない
ここ数年は、天気予報も10日先を予想する時代になりました。
会社によってはもっと先、例えばウェザーマップのHPでは16日先まで予想しています。
でも、どこまで信頼できるでしょう?
気象庁のHPから週間天気予報の精度検証のデータがあるのでそこで確認していました。
結果を見ていると、1週間先にかけて、予想の上がる確率は下がっています!
7日先で70%ぐらいですね。
10日先なら何パーセントになるでしょう?
冬の東京の天気、どれぐらいの確率で晴れますか?ほとんど雨は降りません。毎日、晴れと予想しても80~90%ぐらい当たりますよね。
天気予報は、このように、晴れやすい、雨が降りやすいという、季節ごとに現れる天気の確率(平年の天気出現率)より高い確率で当たらなければ意味がありません。
そう、実はその天気出現率、季節によってバラバラですが、60~80%ぐらいです。
なので、70%ぐらいの適中率というのは、天気予報として意味のあるギリギリの数字なんです。
言い換えれば、7日より先は、天気出現率のほうが当たる確率が高くなるということになります。
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10日先ならECMWFの天気予報がオススメ
日本の天気予報は、7日先が天気予報としてはギリギリ意味のある天気予報でした。
ですが、世界最先端の天気予報ならどうでしょうか。
今、世界で最も成績の良い天気予報はECMWFの天気予報です。
日本の天気予報より10年先へ進んでいるといわれている天気予報です。
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世界で一番の天気予報、ECMWFの天気予報に対応しているアプリ、オススメなのは
Windyです!まず、アプリいじゃなくてWEBページの紹介です。
日本はもちろん、世界中の天気予報が見ることができるので旅行でも使えるWindy
は10日先までの天気予報が見れます。
世界で一番の天気予報を10日先まで見れるなんて最高ですね!
アプリでは
iPhone用windyもandroid用windyも、両方あるので使っているスマホにあわせ使えますね。
windyは世界中の天気予報や雨雲の動きがわかるので旅行で便利
ちょっと脱線しますが、windyは当たる天気予報である上に、世界中の天気予報がわかると書きました。
でも、それだけでなく、雨雲レーダーも世界中(アフリカ等の過疎地を除いて)見ることができます。最初に書きましたが、1時間以内の天気予報を知りたいなら、雨雲レーダーは必須です。
また、雷の様子や風の予想や波の様子、気温、湿度、pm2.5やエアロゾルといった大気汚染、海水温、空港のwebカメラ、気象警報・・・もう、何でもありってぐらい思いつくものはだいたい見ることができます。
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windyは天気予報界の神アプリ!
ただ、Windyのアプリ、海外旅行で使おうと思ったらWi-Fiが必要になってきますよね。
海外旅行でオススメのアプリはWindyですがオススメのWi-FiはイモトWi-Fiでしょうか。
国やプランによって料金はかわりますが、1日1000円程度で使えます。
2日で使えば料金は500円ぐらいですね。割引まであればさらにやすくなります。
海外でWi-Fiがあれば、道案内にも、困りませんし、翻訳もし放題!
アプリはインターネット無しでは使えないので海外旅行に行く予定があってWi-Fiを準備していないなら、いかがでしょうか。
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2週間先の天気予報もある!
雨の予想は、とてもデリケートな予想で、天気予報では当たりにくい分野になります。
一方、気温の予想については、比較当たりやすい天気予報になります。
だから、気温の予想は2週間予想っていうものがあるんです。
2週間目は、平均した予想になっているので、大まかな傾向しかわかりませんが、旅行の服装や衣替えの準備、仕事で商品の発注をするときは役に立つかもしれません。
2週間気温予想で確認できますよ。また、2週間先がとても暑いとか、寒い場合は異常天候早期警戒情報というものが出て、注意喚起されますよ。
1ヶ月先の天気予報もある!1ヶ月予報とは違うよ!
最初にごめんなさい、1ヶ月どころか、3か月先まで予想があります。
3か月分(正確には90日)の世界中の天気予報を見ることができます。
3か月先の予想となると気になるのが
そんな先の天気予報が信じられるか
ということですが・・・まぁ、当たりません。
それでもいいから知りたいという人向けの天気予報が
AccuWeatherというサイトの天気予報です。
アメリカの会社の予想ですが世界中の天気予報をしています。
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1ヶ月予報は発表しているが、個別の日の天気予報はない。
1ヶ月予報という言葉、聞いたことはありますか?
1ヶ月先までの天気予報ではありますが個別の日の天気予報はありません。
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正確にはもう少しわかることもありますが、下のずのように、平均した天気の経過が分かるのが1ヶ月予報です。平均して暑い=暑い夏になる、など、そういう事はわかりますが、●月●日といった個別の日の天気までは予想していません。
良くある勘違いなので1ヶ月予報は正しく理解して使いましょう!
1年先の天気は7割ぐらいわかる
すでに、前に書いていますが、天気出現率というものを見れば、何年先でも7割ぐらいの当たる確率で天気がわかります。
天気出現率というのは、過去の同じ日(あるいは季節)にどれぐらいの確率で晴れや雨となったかの確率です。
先人たちが、残した結果を平均しているだけですね。
全国の天気出現率が2020年の最新のデータにアップデートされているのでお勧めです。
また、
といった感じですね。
ちなみに、2020年開幕の東京オリンピックの開会式の日の天気はどうでしょう?
晴れ:53.3%
曇り:20.0%
雨 :26.7%
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もっと先は温暖化しているという予想
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