TV局やサイト、アプリによって違う?天気予報

2019年9月7日

天ちゃん
天ちゃん
明日、雨ってテレビでやってたよー
kaku
kaku
テレビって、どこの局?

 

天ちゃん
天ちゃん
どことか関係あるの?どこでも一緒でしょ?
kaku
kaku
いやいや、違うんだよ?テレビ朝日系ならウェザーニューズの天気予報とかNHKなら気象庁の天気予報とか、局によって違うんだよ?

 

TVのチャンネルやサイトやアプリによって、天気予報が雨だったり、曇りだったり。

そんな経験ってありませんか?

不思議ですよね?

真逆ということはなくても、NHKで雲と言ってたのに・・・民放では雨マーク?

同じ日の、同じ天気を予想しているはずなのに。

なぜ違うの?

何かの間違いじゃないの?

適当に仕事をしているんじゃないの?

いえいえ、みんなちゃんと仕事をしています。

天気予報をする人も、天気予報を伝える人も。

みんな、正しく、ちゃんと仕事をしています。

でも、違った天気予報になる。

不思議ですね。

 

天気予報が当たらないからです

まず、そもそもの問題はここにあると思います。 天気予報は完全には当たらない。

天気予報は完全には当たりません。未来永劫、100%はあり得ません

そういう仕組みなんです。天気予報自体が。

それについては、天気予報が当たらない理由に詳しく書いています。

理由は色々あります。

一つ一つ見てみましょう。

伝え方の問題

例えば、東京。

東京、狭いですよね?

それでも、東京の中で、23区の中でも天気予報が違うことが結構あります。

100人に聞いて、30人は雨、70人は曇り。そんな日もあるんです。

雨雲は自然に出るもの。

案外小さい雨雲ってあるんです。

5㎞四方ぐらいにしか雨を降らせない雲もあるんです。

そういう雨雲が通った所だけ雨。

一部で雨。

一部で曇り。

例えば、下の雨雲レーダーの様子。同じ市町村でも大雨の所もあれば、まったく雨が降っていない所もありますね。

雨雲レーダー

こういう天気予報の日って、結構あるんです。

どう出しても天気予報が当たったと思う人と、天気予報が外れたと思う人が出てきますね。

天気予報のマークは、どう出しても全員が満足できるとは限らないんです。

そもそも、完全な雨雲の予想が難しい

日食や潮の干満は計算が簡単です。

簡単といっても、理屈が分かったら解ける類の問題です。

頑張れば方程式で解けるレベルです。

理由は、関係する要素が少ないから。

日食などは秒単位で予想できますが、それは、計算に関係するのが地球と月と太陽、3つだけだから今の科学技術なら正確に計算ができるんです

 

天気予報で必要な計算は複雑です。

世界中の空気がバラバラに動き雲を作ります。

海水温も関係しますね。

世界中の空気は温度がバラバラ。

計算に必要な要素が多すぎて複雑ですね。

雨雲ができたりしなければ、まだ、簡単なんですが、雨雲が出来て、熱を出したり吸収したり・・・そういった小さな規模の現象が、積み重なって大きな違いを生み出します。

小さな変化の積み重ねが計算を狂わせるんです。

計算を狂わせる犯人は雨雲だけではありません。

人もそうです。

1か月後の天気を正確に予想するには、蝶の羽ばたきですら考慮しなければならないという例えまであります

天気予報を計算しているスーパーコンピュータ自身の排出する熱ですら影響するでしょう。

地球の中の全て物が天気予報を狂わせる犯人なんです。

そう、あなたも!

ドーン

天気予報を発表することはビジネスである

昔は、天気予報は民間の事業として認められていませんでした。

しかし、1993年の気象業務法改正で民間のビジネスとして天気予報をすることが認められました。

もちろん、誰でも、適当に天気予報をしてよい・・・なんてことはありません。 気象庁「ちゃんと、知識のある人が責任を持ってやってね」

事業者「ちゃんと、知識のある人って誰やねん!」

って事ではじまったのが気象予報士です。

気象予報士は国家資格です。

国の認めた資格です。

気象予報士を持たない人が予報をしたら犯罪です。

え!?じゃぁ、私もうかつに明日の天気を予想したらつかまるの?

安心してください。

公に伝えたりしなければ、予報には含まれません。

予想して、広くみんなに伝えて、はじめて予報です。

禁止されているのは無免許予報。そう、予報。

予想は自由です。

予想と予報は違うんですね。

さて、国の許可の下で行う予報。

天気予報は完全には当たらないという話をしましたね。

天気予報が完全には当たらないので、それは、ビジネスチャンスになってしまいました。

日の出や日の入りのように答えが決まってたらそうそうビジネスにはなりません。

当たらないからこそのビジネスです。

難しいから仕事になるんです。

民間の気象会社が生まれ、各社が競うように天気予報をしているため、各社の天気予報が違っています。

TV局やインターネットサイトは、予報事業者(予報許可を持っているTV局もありますが)の予報を発表してます。

そして、TVの気象予報士は天気予報の解説をしているだけで、自分で出した予報を発表しているわけではありません。

TV局が買ってくれるから、他にも運輸関連、仕入れ関連の各業界でニーズがあるから天気予報はビジネスとして成り立っているのです。

ビジネス=競争。各社は独自の工夫をして天気予報が当たるように工夫をしているのです。

空と雲

気象事業者って誰よ?

天気予報を発表できる気象事業者は、気象庁HPで確認できます。 有名どころでウェザーニューズ(株)や日本気象協会でしょうか。もちろん、事業者ではありませんが、天気予報は気象庁も発表しています。また、TV局も独自の予報を発表するために、気象事業者の許可を得てる局があります。その地域でニーズがあるんでしょうね?最も有名なのがHBCでしょうか。昔からHPで専門天気図を配信しており、重宝されていたようです。また、四国や九州のような雨の多い地域でも気象事業者の許可を得ている局が多い印象です。 細かいでーたは予報業務の許可事業者一覧に掲載されています。 結局誰の予報があたるの?

各社、特徴的な取り組みをしておりどこの予報が特出してあたるという話は聞いた事がありません。見比べてみても、どっちもどっち・・・といった印象でしょうか。 しかし、ちょっとした特徴がありますのでご覧ください。

元締めの気象庁

これは・・・読み解くのが難しい! 「北の風 のち 東の風 晴れ 夕方から 曇りで 所により 昼過ぎから雨で雷を伴う」 とか、聞いただけで解ります? FM等では、無料で利用できる気象庁の天気予報をそのまま読み上げていますが、いまいちわかりずらい印象で本当に、どこまでみんな理解できるのやら。しかし、HPをみると、時系列で天気予報を発表していたり、天気の分布を地図で表示してみたり、いろいろと工夫をこらしており、官公庁の取り組みとしては評価できるのではないかという印象です。 陸上だけではなく海上の天気や風、見通し、はたまた着氷まで予想しています。TVのNHKで放送される予報は気象庁の予報ですが、それは皆さんご存知ですよね?

予報事業のパイオニア ウェザーニューズ

「みんなでつくる天気予報」「いざという時にみんなに役立つ天気予報」等の指針のようです。会員さんからの情報を取り入れて、天気予報を発表しています。さすがパイオニア。Flash版とHTML版がありますが、おすすめはHTML版のウェザーニューズTOPページ。天気の表現についても1時間毎、しかも1時間毎の天気マークが「晴れ(ちょっと曇り)」みたいに、パターン分けされているので「ちょっと雲が多い晴れか?」などが伝わります。また、弱い雨に対しても、曇りマークのよこにちっちゃく雨マークをつけてケアがしっかり出来ており、この辺が好きで当たる印象を持っている人も多いのではないでしょうか。(降水確率重視の人には関係ありませんが)。 また、会員でなくても天気予報の動画配信をみたりすることもできます。google検索で「天気予報」と検索して最初に出てくる画面・・・これもウェザーニューズの天気予報です。知られていないところで、NHKのデータ放送の気象庁の予報が無い地点など、ウェザーニューズだったり物凄く生活に浸透しています。

老舗の気象協会

10日間予報花粉情報をいち早く始めるなど、ニーズを発見するのが上手な印象があります。PM2.5情報体感温度などの指数ものが充実。また、個人的に予報を見ていて落ち着きます。安定感というのでしょうか。まぁ、そんな安定感など感じる人はごく少数でしょうが。HPも、見やすく整理されておりバランスが取れた会社(正確には一般財団法人)ですね。TV局のシェアも昔はNo1でしたが、最近ではウェザーニューズに押され気味です。一時は下火になっていましたが、10日予報やHPコンテンツの充実等で盛り返しています。老舗の逆襲がこれからあるのでしょうか。 個人的にはTENKIjpの山の天気は、上空の気象状態までわかるので素晴らしいと思います。

yahoo天気予報はウェザーマップが作っている

Yahoo!天気、よく見ますね?

Yahooでパッとみれる天気予報。Yahoo!天気防災アプリもあります。

インターネットでは位置一番目にする天気予報ではないでしょうか。

Yahoo天気、実はYahooが天気予報をしているわけではありません。

天気予報をしているのは別の会社です。

特別警報や警報や注意報、台風進路予想など防災情報は、気象庁が発表しており、国内ではそれを使う事しかできません。

そのため、Yahoo!天気予報の防災情報は気象庁のものですが、天気予報部分については、ウェザーマップの天気予報を使用しています。

ウェザーマップはあまり聞きませんか?

予報会社としての歴史もあり、しっかりとした予報会社です。

ウェザーマップと言えば、10日天気予報より先の16日天気予報をしていたり、桜の開花予想をしていたり革新的事もしています。

でも、一番有名なのは社会が気象予報士の森さんであることでしょう。

お昼のワイドナショーでお馴染みの森さんです。

いじられキャラになっている森さん、ウェザーマップの社長なんですね。

極端な事を言えば、森さんの予想がYahoo!天気では見ることができます。

ちょっと、残念な感じですか?

iphone の天気予報アプリ

あまり、当たっている感覚はありませんが、気になるところですよね?

The Weather Channel という、アメリカのアトランタが本社の企業の予報です。

やはり、国内に特化したほうが制度は良さそうです。(逆に日本企業の外国の天気の予想もこんな感じの精度なんでしょうか。)

外国の天気予報だと精度が悪いのには、理由があります。

理由について知るには天気予報の出来方を知る必要があります。

天気予報は

①スーパーコンピューターが物理法則に基づいて計算

②計算した結果を統計的に補正

③大手では補正結果を、人が調整することもある

の3ステップでできています。

①については、国の機関の仕事です。

アメリカの会社は、アメリカの気象局が作成した高精度の情報を持っているでしょう。

①までは差がありません。場合によっては、日本より上でしょう。

しかし、②で日本の天気予報会社が逆転します。

日本の天気予報に力を入れている、日本の気象会社です。当たり前のことですね。

そして、最後に③で大きな差を付ける事になります。

結局、自国の天気予報については、開発に力を入れいている日本企業が有利という訳です。

この、天気予報の出来方の3ステップ、とても大事なことで天気予報が会社によって違うことの理由になっています。

こんなところに答えを書いてすいません。

SWC天気予報(GPV気象予報)

SWC天気予報厳密には天気予報ではありません。予報資料です。スーパーコンピュータの計算した結果をほぼ、そのまま表示してくれます。 雨雲の動きと、風向きがメインコンテンツですが、詳細にできたり、細かく時間ごとの天気(雨雲の動き)がわかります。   予報資料を見てから天気予報を見るとイメージが湧く。そのイメージはほぼ、確実に当たる! と主張する私からすると、実は必見なのはこのSWC天気予報です。 SWC天気予報の使い方(入門編)を参考に天気予報の元となる資料(雨雲の動きだけでも十分効果あり)を見ましょう。 TV局やアプリ、サイトによって違ってくる天気予報ですが、元の資料は同じです。 そして、その元の資料を確認できるのがSWC天気予報です。     各社が力を入れて競い合っている天気予報。生活に密着した情報ですので、興味を持って比較して楽しんでいただければと思います。 参考:1時間先の天気予報を当てる! 参考:10日先の天気予報を当てる! 参考:1年後の天気がわかる!? 参考:過去の天気を調べる(簡単方法と詳しく調べる方法)

結局、どこの天気予報が一番当たるの?

一番当たる天気予報は、どこか気になるので調べてみました。

当たり外れの成績は変わるものです。

結果は 当たる天気予報はこの天気予報?にまとめていますので、見てください。