誰も教えてくれない簡単な天気図の見方を紹介

2019年9月18日

天気予報は自分でした方がよく当たる。「こういう天気になるんだろうなぁ~」ってイメージはほぼ、確実に当たる!

そう主張するkakuの誰も教えてくれない天気図の見方です。

予備知識はゼロというのが前提です。

自転車、釣り、登山、アウトドアなど趣味で屋外活動をする人や外作業の仕事をしている人で天気図を見て天気を自分で知りたい人向けの内容です。

ちゃんとした天気図の見方は

中学生でもわかる天気図の見方500hPa編 や 中学生でもわかる天気図の見方850hPa編

に書いています。

でも、ここではもっと簡単に今どきのスーパーコンピューターの数値予報シミュレーション結果が描かれた天気図を

紹介します。

これも立派な天気図です!

しかも、難しい理屈なしで見ることが出来る天気図です!

天気図よりスーパーコンピュータの計算した雨の予想がわかりやすい!

天気図の見方という題名なのに、はじめっから天気図をすっ飛ばすという荒業。誰もこんなことは教えません。

でも、今どきはこれでいいと思います。別に、仕事じゃないんだし。

今日紹介するのは、GSM(グローバルモデル)やMSM(メソスケールモデル)と呼ばれる

気象庁のスーパーコンピューターの計算結果を描いた天気図です。

天気図には雨の予想が描かれています。

そう、それを見るだけで天気のイメージが手にとるように分かります。

最近では、NHKなど天気予報で雨雲の動きを流したりしますよね?

お天気お姉さんが「雨雲の動きを見てみましょう」

っていうアレです。

 

データの見れるサイト

今どきの天気予報は、白黒の天気図だけとにらめっこをしている時代ではありません。

もっと色んな情報があるんです。

せっかくインターネットにそういった天気図があるんです。

我々も見てみましょう。

 

スーパーコンピュータの計算した雨の予想はSWC天気予報で見ることができます。

従来ならGPV気象予報を紹介しているサイトも多いと思いますが2017年6月22日にリリースされたSWC天気予報はGPV気象予報のアップグレード版です。モバイルに対応した上にデータも細かくなっています。

 

画面の説明

最初に出てくる画面です。

SWC天気

①が予想対象の時間です。広域なのか詳細なのかで選択できる時間が変わります。

②広域、広域2、詳細、局地と4種類ありますが、表示領域が変更になるだけれはありません。

スーパーコンピュータの計算にはモデルと呼ばれる、用途ごとに別のソフトがあります。広域、詳細、詳細、すべてモデル(ソフト)が違うので結果も微妙に違っています。どれが良いという正解はありませんが、おおよそ、狭い方が良い成績の傾向はあります。その分、予想時間が短くあまり先の予想がありませんが。

③風の向きと気圧がわかります。雨の予想と併用しましょう。その下の気温のボタンはほぼ使いません。

④雨や雲の予想です。風向きのボタン(③)と表示が切り替わります。基本は雨雲の予想にしておいて、風向きや気圧(低気圧の位置とかを確認する)を知りたい時だけ③の風・気圧表示にするという使い方がおすすめです。

SWC天気予報を使ってみる

では、早速明日の天気でも見てみましょう。

最初は広域で雨雲を確認

 

SWC_雨雲

黄色で大きく囲っている青い雨雲は台風の雨雲です。

こういう、広範囲の雨雲はある程度当たります。

ただ、非常に狭い範囲にポツンとした雨の予想は注意です。

こういうピンポイントの雨の予想はあまりあたりません。

雨雲の発生の可能性がある・・・ぐらいに考えるのが普通です。

広域や広域2の場合、GSMというモデルを使っています。弱い雨がやや広めに計算される傾向があります。気象庁内の資料でも、そういった特性をまとめた資料がありますが、資料をみなくても使い込めばそういった特性も見えてきます。

GSMは20㎞を1つの格子として、その格子の気温や雨などを計算しますが、その1格子だけを見るのではなく周りと見比べてデータの信頼性を考えます。最初のうちは、1点だけの雨を信じない・・・ぐらいでよいと思います。

 

明日の天気であれば、広域→詳細に変更する

詳細は39時間先まで詳しくわかります。こちらはMSMというモデルを使っています。広域のGSMが20㎞ごとだったのに対し5㎞ごとの天気がわかります。

地形の影響などもだいぶ加味されますが、やはり1点だけの雨などは信頼してもあまり予想通りに雨にはなりません。

SWC_雨雲MSM

こちらでも台風の広範囲の雨雲の予想があります。こういった予想はある程度当たります。雨が降ると信じましょう!

また、その他、弱い雨が一部に予想されていますね。

両方で雨の予想があるならある程度信じても良いとは思います。しかし、どっちも狭い範囲の雨雲の予想で広範囲には降るとは考えにくい!

ただし、山の上では雨が降りやすいと考えてよいと思います。

たった二つの手順で、ただ、広域と詳細を見比べるだけでだいぶ深みのある天気予報ができました。

これで、あなたも明日の天気予報ができます。

最後はちゃんとした天気予報と見比べる

ちなみに、天気予報を見ましたが、各社10%~20%程度の降水確率。

逆に言えば、スーパーコンピュータがこういう風に狭い範囲に弱い雨を予想した場合、降水確率10%~20%で発表されることがわかります。

そして、たまたまその雨雲の下にいた人は雨が降ったと感じる・・・という訳です。

どうでしょう?天気予報を見るより、天気予報を自分でした方がイメージがわきませんか?リスク管理もできます。

私が自分で天気図を見る(厳密には天気図ではありませんが)ことを進める理由を少しでも感じ取ってもらえれば幸いです。