また、外れたよ!天気予報が外れた理由、当たらない理由、相談窓口は?
雨、降らないんじゃなかったの!?傘なんて持ってないよ!!
予定外の雨、想定外の雨。
せっかく準備していたのに、雨のせいで予定が狂ってしまい損害が出てしまった。
そんなことってありませんか?
誰か責任とってよ! 弁償してよ! という、怒り。どうしたらいいのでしょう。
責任問題や保証が発生するケース
可能性があるケースを考えてみました。
あくまでも個人の調べた&考えた想定なのでそれを踏まえて読んでください。
責任問題が発生する場合とは、過失が発生する場合のことです。
事前に予報会社と契約を結んでいた場合
なかなか個人で予報会社と契約を結ぶことはないと思いますが、もし、「予定外の雨となった場合は・・・」という契約があれば、保証が可能でしょう。
そのような契約は個人ではまずありえませんね。そもそも、そういう契約なら、保証できることを疑う余地も無いでしょう。
予報伝達に過失があった場合
天気用に関する法律の大元は気象業務法です。
気象業務法には、天気予報が当たった場合や外れた場合の罰則の記載はありません。
しかし、「発表された予想は伝達しなさい」という記述があります。
民間の気象会社でも同様でしょう。伝達でのミスがあれば、過失となります。
天気予報そのものが完全な技術ではないので、そのものの当たり外れでは罰則はありませんが、その後の伝達に関しては過失がありえます。
と言っても、伝達してもらうような契約をしている個人もなかなかいないと思いますが。
契約をしていない個人の場合は?
残念ながら、テレビやラジオ、インターネット、新聞等で見た天気予報が外れても、誰も責任をとってくれません。
世の中の科学技術は進みましたが、天気予報は未だ80~90%ぐらいしか当たりません。
当てることができないのです。続けていけば、必ず外れるものなのです。
ただ、会社によって違うので、一番当たる天気予報をみるのはいいかもしれません。
私の調べた結果ですが、当たる天気予報のランキングがあるので見てください。
気象庁、ウェザーニューなどの成績を県ごとにまとめています。
天気予報が外れたときの窓口対応
ウェザーニュズの対応窓口
最も見る機会の多いウェザーニューズの問い合わせ窓口では、天気予報が外れた時の苦情に対する受付もしています。
ただし、以下のことを細かく聞かれます。
・予報を見ていた日時
・見ていた予報地点
・予報を見ていた端末(スマートフォン、携帯電話、パソコン、テレビ等)
・注目した天気要素(天候・気温・風向風速など)
・実際の天気
気象庁の対応窓口
気象庁の問い合わせフォームが窓口になります。
また、気象庁で全国各地の天気予報を発表しているのは気象台になります。
電話であれば、気象台に電話することも可能です。
気象台の電話番号が参考になります。
気を付けてたいのが、テレビ等で見る天気予報はだいたいウェザーニュズの天気予報です。
NHKの天気予報なら気象庁ですが、その他の局の天気予報が外れた場合は、気象庁の天気予報が外れたとは言えないので、直接文句は言えないでしょう。
気象協会の対応窓口
気象協会は、電話やメールに対する窓口はありません。気象協会のHPに明記されています。
更に、問い合わせたい場合は、気象台の天気相談所へ問い合わせるよう書かれています。
ただし、TENKI.Jについては、TENKIJPの問い合わせフォームから問い合わせが出来ます。
気象協会が運営しているでは・・・?
Yahoo!天気の対応窓口
Yahoo!天気の場合はYahoo!天気・災害へのご意見からメッセージを送れますが、返信は来ないようです。
サービスで還元はされると書かれていますが、こちらへのアクセスが無いので、あまり対応してもらった感はないと思います。
天気予報外れすぎじゃない?
「天気予報の人がさぼっているんじゃない?」と思う気持ちもわかります。
私が調べた天気予報の正解率では、90%近く天気予報が当たっていました。
1日単位で調査をしたので、1時間ごとの天気や3時間毎の天気だと、もっと外れているとは思います。
私は、まぁまぁな成績だとは思うのですが、世間ではなぜ天気予報は当たらないと言われるのか。
天気予報に期待しすぎなのでは?
日の出日の入り、皆既日食の時間、満潮や干潮の時刻など、今では驚くほど正確に予想できます。
日食の時間なんで、秒単位で予想ができます。
現代は、沢山のことが細かく分かっているため、天気予報も求められる精度が高くなっています。
X-RAINや降水短時間予報見ると、驚くほど細かな雨雲の分布がわかりますが、それでわかるのはせいぜい数時間先の天気でしょう。
天気予報を完全な物とするためには、地球中のすべての物体の動きを予想しなければなりません。そこには人間の活動も含まれます。
九州大学の論文では、人間の活動を踏まえて都市熱を予想に(スーパーコンピュータの計算する数値計算部分に)加えると、雨雲が一部、精度が高く表現できたという論文もあります。太陽や月のように、それ単体で遠くを回っていて外からの影響をほとんど受けないものの予想は現代の科学では簡単にできますが、地球の大気全てという繋がっているものを予想するのは非常に複雑なことで、先の計算にはどうしても誤差が出てしまうのです。
なので、大事なことは「天気予報に期待しすぎない」ということです。
未だに不完全な技術として捉えて、付き合っていきましょう。
降水確率0%は信じていいの?
降水確率0%は、私は信じていいと思っています。
ただ、気象庁の用語説明によると
降水確率0%とは「降水確率が5%未満のこと。降水確率は1mm以上の降水を対象にしているので、1mm未満の降水予想である場合は「降水確率0%」でもよい。ただし、実用上の見地からは雨または雪の降りにくい状態に用いることが好ましい。」と書かれています。
降水確率0%は5%未満なので、0%じゃないんです!Σ(・□・;)
後ろのほうに、実務上の使用方法もあって明記は避けられていますが、降水確率0%で発表されていても、本当に0%ではないことがポイントです。
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