冬日とは?真冬日とは?
冬日と真冬日の意味は?
寒くなってくるとニュースのお天気コーナーで聞くこともありますね。
「今日は冬日です。」
「今日は真冬日です。」
という日もあるでしょう。
さぁ、その違いはなんでしょう?
違いは気象庁発表の予報用語できめられています。
「冬日」は最低気温が0℃未満の日です。
日中にどんなに気温が上がっても関係ありません。
ほとんどの場合最低気温は早朝にでるものなので
「冬日」=早朝に(0℃まで)冷え込んだ日 となります。
それに対して
「真冬日」は最高気温が0℃未満の日です。
ポイントは最高気温というところです。
最高気温が0℃未満なので、一番気温が上がる日中でも0℃未満なのが真冬日です。
「真冬日」=日中も(0℃未満で)寒かった日
ということです。
似たような言葉ですが、最高気温が0℃未満なのか最低気温なのかの違いです。
定義からわかりますが、厳密には観測している場所によって「冬日」「真冬日」が決まってきます。
気温の観測といえばアメダスになりますのでアメダスの観測地点ごとに「冬日」「真冬日」が決まってきます。
今日は冬日だった?真冬日だった?調べ方は?
「今日は県内今年初の冬日だった」
などとニュースになることもあります。
寒かったことの裏付けるなので、厳密に0度未満だったのかどうかはあまり意味はありませんが、厳密に知りたい場合もあるでしょう。
一番簡単にわかるのは気象庁の最新の気象データのデータ一覧を見ることです。
このページには全国のアメダスの最低気温が一覧になっているので今日が冬日だったかどうかすぐにわかります。
最新の気象データ⇨最低気温気温⇨詳細表示と進んでいけば今年(8月1日以降)の最低気温も表示されます。この今年のここまでの最低気温と今日の最低気温を比較すれば「今年初の冬日」かどうかが確認できます。
また、この最低気温の詳細表示のページでは観測開始からの最低気温や、観測開始以降のその月の最低気温も書かれています。
あなたのまちでのこれまでの最低気温もこのページからわかるようになっています。
記録が更新されたときには備考欄に「今季最低」とか「極値更新(観測開始以降の1位)」ということも書かれるので非常にわかりやすいページになっています。
ただ、最近は温暖化の影響もあって「最高気温」は極値(観測開始以降の1位)が更新されやすいですが、最低気温はなかなか極値が更新されません。
例えば東京(千代田区)の最低気温については、統計開始は1875年ですがその翌年の1876年1月13日に-9.2℃という観測史上1位の最低気温の記録を観測していますが、この記録は東京(千代田区)では100年以上更新されていません。あと数年で150年ですね。都会だと温暖化だけでなく都市化の影響もあるのでなおさら最低気温は更新されにくくなってきます。
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