3ミリ(3mm)の雨の強さってどれぐらい?傘はいるの?

2022年7月25日

 

3ミリの雨アイキャッチ

 

3ミリ(3mm)の雨ってよく聞くけど

最近の天気予報アプリでは3ミリの雨・・・など降水量を予想してくれるアプリがたくさんあります。

windyやウェザーニューズの予想は有名でしょうし、雨雲の動き今後の雨でも雨の量をが載っていいますし、予想もしてくれます。

でも、3ミリの雨って言われてもイマイチ雨の強さがピンと来ませんよね?

3ミリの雨について調べている人のほとんどが、そういったアプリで見て「3ミリの雨とは?」と思ったのではないでしょうか。

それほど強くないということは分かると思います。

でも、傘はいるの?靴は雨靴にするの?

外で行事やイベントがあるんだけど?

などなど。

1つ1つ確認してみましょう。

雨の単位はミリ(mm)

雨の量の単位はミリ(mm)で表されます。

ミリは長さの単位ですよね。

じゃあ、なんの長さ?

答えは簡単。

雨を容器に貯めたときの深さが何ミリなのか

これが雨の量の単位の正体です。

雨量や降水量と呼ばれていますが、その量ではなく容器に溜まったときの深さ(底からの長さ)を測ってます

3ミリだと少なすぎて絵にしにくいですが、例えば50ミリの雨だと下の図のようになります。

50㎜の雨のイメージ

雨を貯める容器は円柱や四角柱のように、深さによって広さが変わらない容器にしましょう。

今では転倒マス型の雨量計が使われていますが、昔は貯水型の雨量計が使われていました。

定義の通り、深さで雨量を測るタイプでした。

降水量の「ミリ」というのは溜まった雨の深さだということがわかります。

1時間雨量3(mm/h)であれば1時間に3ミリの深さまでたまる雨。

24時間雨量3(mm)であれば24時間に3ミリの深さまでたまる雨。

24時間で3mmの深さまでたまる雨ということになります。

 

3ミリの雨の強さ

3mmの雨は弱いの?というとそうでもありません。

簡単な目安として一般的に言われていることをお伝えします。

1時間あたあり3ミリ(3mm/h)の雨についての目安です。

・傘は必要と感じる

・服が濡れる。

・雨靴までは必要ない

・サッカーやラグビー、ゴルフといった少々の雨でも可能なスポーツは出来ても、野球は少し危ない。

・アスファルト(道路)に水たまりができる。

・地面はぬかるむ。

・車のワイパーは弱

 

これらが、一般的に言われていることはこのような内容です。

3ミリの雨というのは、皆が想像する強くもなく弱くもない普通の雨です。

ザーザーと降るわけでもなく、シトシトと降るわけでもない。

普通の強さの雨です。

気象庁の雨の強さの定義で3mmの雨は?

日本の天気の取りまとめ、気象庁ではどのように3mmの雨についてどう書かれているのでしょう。

雨の強さについては予報用語で定められていますが、10mm/h以上の雨でなければ強さの定義がありません。すなわち弱い雨ということです。3mm/hなので当然ですね。

雨の強さと振り方という気象庁のリーフレットでも同じです。10mm/h以上の雨でなければ記載はありません。やはり、弱い雨であることがわかります。

しかし、気象庁のルールのもととなるWMOの定義では3mm/h以下の雨は弱い雨で、3〜15mm/hは並の雨となります。

このルールは国際的に定義されたもので100年以上の歴史を持つ地上気象観測や、航空機の運航に関わる観測通報でも使用されています。

このルールからも3mm/hの雨は弱い雨とは呼べなくなるギリギリの強さで、普通の強さの雨と言えます。

 

3mm/hの雨といっても時間によって感じ方は違う

1時間に3mmの雨といっても降る時間によって感じ方は違います

え!?1時間じゃないの(゚д゚)?

そう、1時間に3mmといっても

「1時間だらだら降って3mmの雨」「10分で3mm降ってあとは0mmの雨」

では感じ方が違います。

「1時間だらだら降って3mmの雨」だったら霧雨のように感じるでしょう。シトシトとした雨です。

逆に「3分で3mm降ってあとは0mmの雨」だとだいぶ強めの雨と感じるでしょう。

夏の夕立でザーッと降って2〜3分で止む場合、意外と雨量は少ないことがあります。

かなり降ったなぁ・・・と感じても時間が短いと3mmぐらいしかアメダスでは雨量を観測していないこともあります。

雨雲レーダーと1ミリの雨

上の図は雨雲レーダーと10分間雨量の図です。

気象庁のHPの雨雲の動きと、とある日の画像です。

「降水強度」で1〜5ミリといった強度があり、3ミリの雨はここに入ります。

でも、これは1時間ずっと降った場合1〜5ミリの雨になるという意味です。

なので、20〜30ミリの黄色い雨域がかかってもすぐに20ミリの雨になあるわけではありません。

雨雲レーダーは5分に1回の更新です。1時間に12回の更新です。

30〜50ミリの雨(青色)が1回(5分)かかって3ミリの雨となる計算です。

でもこの青い雨の領域、実際にそのしたにいると結構しっかりとした雨に感じ、当然傘が必要だと感じます。

でも、時間は短く結局雨は3ミリ。

アメダスではそういう結果になります。

庭にバケツなど水がたまるものを置いている場合は確認してみてください。

「少し強いんはぁ・・・」と感じるぐらいの雨では、2〜3分ではほとんど水は貯まりませんので。

同じ3mmの雨でも、時間が短いほど人の感覚では強く感じます。

興味があれば、ペットボトル雨量計(神戸地方気象台)などを参考に雨量計を自作しても面白いと思います。雨の振り方のイメージがつかめてくると思います。

3ミリの雨でできること、できないこと

外での予定をたてたけど、3ミリの雨の予想・・・。

こんなことはできるの?

そもそも1ミリの雨か3ミリの雨かなんて当てるような予報の精度は、今の天気予報ではありませんが、予想があたったとして、どんなことができるのかまとめてみました。

サッカーなど外のスポーツ

屋外のスポーツは基本的に雨に強いですよね。

サッカー、ゴルフ、ラグビー、フィッシング。

3ミリの雨というのが本当であれば中止にする必要はないでしょう。

しかし、野球は濡れて滑ると危険ですし、テニスはボールが弾みません。

降る時間の予想に併せて、雨雲レーダーを参考にしながら中断しつつ行えばよいでしょう。

少し強めの雨雲が降ったときには一時的に中断して、また雨が止んでから再開というのが良いと思います。

ずーっと続く場合は当然中止ですね。

屋外イベント

最近では人の集まるイベントが減っていますが、イベントが無いわけではありません。

屋外イベントは3ミリの雨で中止にする必要があるでしょうか?

イベントの内容にもよりますが、3ミリの雨は皆が想像するような普通のレベルの雨です。

一時的に降る3ミリの雨であればその時間だけは中断し、ずっとふるなら中止が妥当かと思います。

雨雲レーダーを参考にすることをお勧めします。