雨はいつまで降るか、いつ止むか

2021年7月7日

どんよりとした雲、雨はいつ降るか?

突然の急な雨、いつ止むか。

調べたい時、あなたはどうしますか?

悩む

1時間以内は雨雲の動き(雨雲レーダー)を動かしてみる

今にも雨が降りそうな時、逆に雨がもうすぐ止みそうなとき、そんな時には気象レーダーを見てください

気象レーダーは雨雲レーダーともいいます。

種類はいろんなありますが、基本的には2種類です。

間違っても、天気予報から見ないでくださいね。

先ずは気象レーダー(雨雲レーダー)のチェックです

これは、大雨から身を守るときも同じです。

これさえみれば、1時間以内はの雨はかなりの精度で予想できます。

気象庁の雨雲レーダー(雨雲の動き)をみてみましょう!

さぁ、気象庁の雨雲レーダ(雨雲の動き)を見てみましょう。

どんな雨雲が、どこにあって、どんな風に動くのか手に取るように分かります。

ナウキャスト活用例

 

こうやって、1時間前から雨雲を動かしてみたら、どう動いているか一目瞭然です。

さらに、ナウキャストという1時間先までの単純な雨雲の動きの予想(単純に動かしているだけです。雨雲の発生の動き等の予想はしていません。)もあります。

これから先の雨がいつ降るか、いつ止むか、どれぐらいの雨が降るのか、直ぐにわかります。

天気予報では、ここまでのレベルでピンポイントには分かりません。

1時間先までの雨なら気象レーダー(雨雲レーダー)を見てください。これで、1時間以内の雨ならいつやむかわかります。

NHKの特集では、この雨雲レーダー(雨雲の動き)をみて、

「猛烈な雨が降るぞ!」と避難を呼びかけた自治会長がいました。

そして、その呼びかけで数人の命を救えたそうです。

普段の生活でも役たちますが、大雨の時にも役たちますので覚えておいて下さい。

国土交通省の雨雲レーダー、X-RAINが一番の雨雲レーダーです

XRAIN
国土交通省のレーダー、Xバンドレーダーは、詳細に雨の分布が分かります。

このXバンドレーダーは、川の雨量予想のために設置されたレーダーですが、その詳細さには驚かされるばかりです。

100m単位での雨の強さがわかるぐらいです。

しかも1分更新なので、あと何分で雨が降る、あと何分で雨が止むということが正確に分かります

やはり、ピンポイント天気予報を見るより、気象レーダーを見るほうがおすすめです。

このXバンドレーダーも動かして見ることで、雨雲の動きが予想できます。

言い換えると、「いつまで雨が降るのか」「いつ雨が止むのか」を予想できます。

気象庁のように1時間先までの予想機能はありません。

しかし、雨雲を正確に把握できるので、1時間前からの動きを見ていればいつ雨が止むのか予想することに

特別な技術はいりません。

xレインリニューアル

国内の気象レーダー(雨雲レーダー)は2種類だけ

例えば、Yahoo!天気予報の気象レーダーウェザーニューズの雨雲レーダーTENKIJP(気象協会)の雨雲レーダー

元のデータは全部一緒で気象庁のデータです。

気象庁の気象レーダーには一部交通省のレーダーのデータが入っていますが、XRAINのすべては生かし切れていません。

なのでXRAINだけが別・・・。

ということで国内には

①気象レーダー

②交通省のレーダー

の2種類しかありません。

あとは表示の好みの問題になってきます。

これら2つのレーダーを見て、雨雲の位置を正確に把握しましょう。

雨雲の動きを動画でみれば雨がいつやむのかは簡単に予想できます。

 

気象レーダー(雨雲レーダー)を見ることができるアプリ

天気系アプリにレーダー機能は搭載されているものがほとんどですが、個人的なおすすめはアメデスというアプリ

「アメデス」iphone  「アメデス」Google play

気象レーダーを見ることができるだけでなく、アメデスの紹介で書いたように、気象庁公式データを沢山見ることができます。

アメデスアイコン
天気アプリ30位代なのが信じられないぐらいの高性能です。

話はそれますが、天気アプリの上位には詐欺まがいのソフトもあるのでしっかりレビューを読んでダウンロードして使用してください。紹介したアメデスは無料で使えますので安心してください。

 

半日ぐらい先までのピンポイント予想

ここまでは、1時間というかなり近い未来の話をしてきました。

2時間先、半日先ならどうでしょう?

そうなると少し話が変わってきます。

確認してほしいのは

今後の雨(降水短時間予報)になります。

今後の雨
今後の雨

これは、雨雲の動きと似ていますが、気象庁の提供する半日先までの予想です。

気象庁HPでは「今後の雨」という名前になっています。

(これまでの1時間ごとの雨もわかります)

名前も画像も似ていますが、半日先までという時間スケールが違います。

これも、ピンポイント天気予報よりは当たると思いますので使ってみてください。

こちらについては、単純な雨雲の予想ではなく、風や湿度、温度などを計算にいれて、今後発生する雨雲も表示されます。

もちろん、先の時間ほど細かな精度は落ちてきますがかなり参考になると思います。

この予想をみると、いつ雨が降りだして、いつ雨が止むのか簡単にわかります。

画面の上にはスライドバーで時計が用意されています。

これで時間を動かしていけば、何時に雨が降る予想があるのか、いつ雨が強まるのか、いつ雨が止むのかわかります。

雨雲の動き(予想)

上の写真だと、1時頃に島根で雨が強くなる予想があるな・・・・など、誰でも雨の予想が分かります。

雨が降る前にお知らせがくる

「どんよりしているなぁ」「雨が降りそうなだなぁ」

という時は雨雲レーダーを見れば予想はできますが、そんなときばかりとは限りません。

どうしても抜き打ちの雨に降られることもあるでしょう。

そんな時、欲しくなるのが通知機能。

雨の通知機能アプリで、無料・機能充実しているものがいくつかあります。

Yahoo!防災アプリ

APPストア googlePlya

基本は防災情報の通知なのですが、豪雨(20㎜以上)の雨も通知してくれます。

 

いざという時のためにインストールしておくと安心です。

地震、豪雨、ミサイル、津波、防犯情報、なんでも通知ができちゃいます。

他にも、Rain Alarm、雨降るコールなど色んなアプリがあるようです。

 

ウェザーニューズの一時間天気も参考にはなるはず

ウェザーニューズの天気予報はピンポイント天気予報で、1時間後の表示をしてくれます。

自分でレーダーを見ることがおすすめですが、天気予報形式で見たい人もいるでしょうから一応紹介しますね。

他の天気予報に比べて、ウェザーニューズの天気予報は、会員の天気情報が生かされています。

なので、目先数時間の予報なら他社の予報より若干の優位性があってもおかしくは無いはず。

そもそも、無料で1時間毎の天気を教えてくれるという非常に親切なサイトなので参考にするのはありだと思います。

ただ、外れていてもあまり怒らないでくださいね。

雨雲レーダーを見ればわかると思いますが、同じ市町村の中でも天気が違うことは良くあることです。

◎◎市で20㎜の雨・・・って、言われても市の中でも雨の量の差はあるります。

当たったと思う人もいれば、外れたと思う人もいるでしょう。

やはり、目先数時間までならレーダーをみて、空をみて、予想をしてみてください。