過去の雷の調べ方のまとめ(1時間前から100年前まで)

2019年9月14日

過去に雷がいつ発生したか調べるのは難しいのでまとめてみました

 

天気予報で、雷の予報が出ていたり、雷注意報が出ていたり・・・現在の注意報や予報を調べるのは簡単です。

もぉ、いくらでもサイトやアプリで確認出来ます。

ただ、落雷による家具の故障など「何月何日に雷が落ちたの?」ということを調べるのはちょっと難しいです。

「雷がどこに落ちたの?」ということを調べる方法、普通は知らないですよね?

どれぐらい前の雷を調べるかによって方法が違ってきますので、時間ごとにまとめてみました。

もちろん、すべて無料です。

1時間前の雷を調べる(どこに落ちたの?)

Yahoo!天気の雷実況
Yahoo!天気の雷実況

何でもそうかもしれません。時間との勝負です。

過去の雷を調べる場合も時間が経過するほど調べるのが難しくなります。

言い換えると、早いほど簡単です。

1時間以内の雷であれば、調べられるサイトはたくさんあります。

例えばYahoo!天気の落雷情報は、1時間以内の雷を色分けして表示してくれます。

Yahoo!天気の正体で詳しく書いていますが「Yahoo!天気の情報=気象庁の情報」と思ってもほぼ間違いありません。

ここで表示される落雷の情報は、気象庁の落雷情報と同じですが、操作が簡単なので(というか、開いたらそのままなので)こちらを紹介しています。




 

また、雷はすべてが検知器で検知はされません。

雷が落ちたのに、機械で計測されなかったという場合もあります。

そういう場合のために、気象庁のHPでは雷活動度を参考に「雷が落ちた可能性が高い」

という状況を調べることもできます。

活動レベル2のオレンジ以上ならほとんどの場合で雷が落ちています。

こちらは、雨雲レーダーの機能になるので、先に紹介した図とはちょっと違う場合があります。

レーダー雷ナウキャスト

 

3時間以内なら気象庁の落雷情報

ちょっとだけ表示が隠れていますが、3時間以内の雷なら気象庁がHPで発表しています。スマートフォンからでも簡単にみることができますよ。

気象台HPから雷の状況を確認するときは「雨雲の動き(高解像度ナウキャスト)」から確認します。

その後、下の「雷」をクリックすると、落雷の状況が表示されます。

また、上のスライドで時間も調整できますが3時間までしかさかのぼれません。

気象庁雷の表示

「雷」がページのタイトルについてないので知っている人しかわからない・・・。

若干残念ですが、拡大や縮小にも対応しているので慣れれば使いやすいページです。

こちらは、雷観測装置での雷の検出結果になります。

100%とはいきませんが、90%程度は検出してくれます。




1か月以内の雷を調べるなら

1か月も前になると「あれ?いつ雷落ちたっけ?」となってしまいがちです。普段使わない家具が故障して

「あの時の雷が原因!?」といった時に役立つのがFLANKLIN JAPANの過去の雷状況。

6時間ごとのデータにはなりますが、1か月の雷の状況が地図上に表示されるのは非常に便利です。

1か月以上過去の雷を調べる

さぁ、ここまでくるとかなり難しいです。

地図表示してくれるサイトはおそらくありません。

最後の手段で気象観測データから確認するという方法があります。

過去の気象データを調べるで紹介した方法のひとつですが、過去の気象データ検索というページが気象庁にはあります。

ここでは、◎◎気象台や○○測候所といった観測所で観測されたデータを見ることができます。

「雷」を調べるときに気を付けたいのが「アメダス」という機械による観測結果に雷の観測は残っていません。

「気象台」や「測候所」といった人がいて観測している地点でないと記録が無いことに注意してください。

ここ10年以内であれば、人が観測をしているのは県庁所在地等にある気象台だけになります。(昔は測候所で人が観測していたようですが)

前置きが長くなりましたが過去の気象データ検索 から、地点や日付を選択し最後に「1時間ごとのデータ」を表示させるとその日のデータを見ることができます。風や雨、気温など全部のデータが表示されますが、その下に記事という天気の記録があり、そこに雷の有無が記載されています

例えば2018年7月6日の高知 では下に T のような記号がります。このTが雷(の音が聞こえた)という意味です。

雷の記事零

細かい説明は気象庁HPの記事の説明に記載されています。

若干わかりにくいですが地点によっては100年以上昔の雷まで調べる事が出来るので貴重なデータです。




最も精度が良いのは?

最後に、制度の良い雷の観測が見れるページを紹介します。

これまで紹介したのは、データの大本が気象庁になります。

それはそれで信頼できるのですが、みていると実は気象庁より精度よく観測している機関があります。

それは、電力会社です。

例えば東京電力では関東エリア限定ですが、都道府県ごとの雷の状況を掲載しています。

もちろん、関東だけではなく北海道から沖縄まで各電力会社が雷を観測しています。

電力会社にとって雷は厄介なもの。それを捉えるのは商売の上でとっても重要なので潤沢な予算で開発をしているのでしょう。

かなりの精度で雷を捉えています。

気象庁が捉えていない雷も電力会社が捉えていた・・・というのは良くあることです。

(気象庁だけが観測している雷の場合は、誤った観測のことが多い気がします。)