今の気温や今日一日の気温、過去の気温などなど、様々な気温に関するデータの調べ方
日本には四季がありますが、過ごしやすいのはほんのひと時。
夏になれば暑いなぁ、冬になれば寒いなぁ。私は1年中そう思って生きています。
そんな時、外の気温って気になりますよね。
そんな訳で気温に関する様々なデータの調べ方をお話します。
時間的に近い方から順番にいきましょう!
今の気温の調べ方
これは、ほとんど人が見たことがあると思いますが、googleで「東京 気温」など地域名(県名でも市町村名でも)の後ろに気温 と付けて検索すると今の気温が出てきます。今と言っても1時間ごとのデータなので少し過去のデータにはなりますが、ほぼ今の気温と言えるでしょう。
このデータ、だいたい当たっているとは思いますが、基本的に近くのアメダスのデータになります。
市町村は全国におよそ1740。アメダスで気温を観測しているのは840カ所なので全て市町村をカバーしているわけではありません。全ての地点を調べるてはいませんが、どうやら近くのアメダスの値が表示されているようです。
また、yahoo‼で「東京 気温」と検索した場合は予想の最高気温になります。もちろん、天気予報はYahoo天気の天気予報です。
なのでYahoo‼派の人は例えば気象庁のアメダスから選ぶと良いと思います。
1時間ごとのデータが8分後に掲載されます。12時の気温なら12時8分頃掲載といった感じです。
当日に見ることのできるデータは(なぜか)1時間ごとのデータしかありません。翌日になると10分ごとの気温を見ることができますがそれについては次で紹介します。
また、最高気温や最低気温については、最新の気象データ検索で見ることができます。
最新の気象データ検索は、気温の他にも雨や風、日照といった観測しているデータ毎にあります。
地図の場合は拡大縮小をしてみたい地域を拡大すれば数字も出てきますし、平年差などのちょっと普通に検索しても出てこない図が出てきます。便利ですね。
また、一覧表を選択した場合は下の図のように表形式で表示することができます。
昨日までの観測史上1地の値は、今年の最高気温、今年の最低気温やその観測をした日も分かります。
よくニュースで今日の気温は〇月並みでした・・・という〇月並みというのもここで確認することができます。
冬の最低気温は1月頃が最低となりますが、それを下回ると「最も寒い時期を下回る」、夏なら7月~8月にかけて最高気温が出る時期ですが、その頃の最高気温を超えると「最も高い時期を上回る」と表現されます。
「猛暑日(最高気温35度以上)」「真夏日(最高気温30度以上)」「夏日(最高気温25度以上)」「冬日(最低気温0度以下)」「真冬日(最高気温0度以下)」もこちらのページから判断ができますね。
アメダスの無いところの気温を調べる方法
アメダスの気温観測は約840地点でしたが、およそ1740の市町村の中には気温の観測が無いところもあります。
そう言った所で気温を知りたい場合は推計気温分布が役たちます。
推計気温分布は観測している地点のデータから間の気温を計算して平面図にしてくれます。
1時間ごとのデータがあり、およそ1日前まで遡って見ることができます。
表示されている値はアメダスの観測した数字になります。
また、気温は1㎞四方ごとにに計算されています。気象庁ではメッシュ状と呼んでいますが、まぁ、チェック柄とか市松模様みたいに1㎞の正方形ごとに気温を計算しているという訳です。
推計気温分布は気温の分布ですが、天気や日照時間も見ることができます。
昨日~100年前の気温の調べ方
昨日の気温で1時間ごとのデータであれば気象庁のアメダスから確認することができます。全国におよそ840ある地点から調べたい所の気温を見るとよいでしょう。ただ、1日経つと10分ごとの細かい数字を確認することができます。
方法は過去の気象データ検索から日付や地点を選択するだけです。
過去の気象データ検索の操作方法については、初めてだと分かりづらい部分別記事にしています。
観測機器はもっと細かいデータもあるようですが、公開されているデータは10分ごとのデータが最も細かいデータとなります。
風向きの変化などがあると10分に気温が1度以上変化することがあるんですね。
また、この過去の気象データ検索では、各観測所の大昔のデータを見ることができます。
歴史のある観測所の場合は100年以上あるので、100年昔の気温を見ることも可能です。
東京の場合は1875年6月から見ることができました。
明治8年の6月になります。観測所の歴史によると、東京気象台の観測開始と書かれていましたので、観測開始からのデータが掲載されていますね。
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