雷はいつ終わる?雷の予想をみる3つの方法
雷がゴロゴロ、いつまで鳴っているの?
いつまで雷が近くで鳴ってるの?
そんなと時に雷の予想が知りたくなりますよね?
そんなときに役立つ方法を紹介します。
これから先1時間の雷の予想。雷はいつ、どこに?
雷の予想を地図で表示してくれるWEBアプリといえば気象庁の雷ナウキャストです。
下のような画面です。
「雨雲の動き」という雨の実況と同じページですが、雷の予想も見ることができます。
背景の黄色が広がっている部分が雷の活動の予想です。
活動度が1から4まであります。
この雷の活動度の4段階は下の表のような意味です。
活動度4 | 激しい雷 | 落雷が多数発生している。 |
活動度3 | やや激しい雷 | 落雷がある。 |
活動度2 | 雷あり | 電光が見えたり、雷鳴が聞こえる。落雷の可能性が高くなっている。 |
活動度1 | 雷の可能性あり | 現在は雷の発生は認められないが、今後落雷の可能性がある。 |
この、雷ナウキャストは①LIDENという雷観測システムと②気象庁の雨雲レーダーの2つの観測機器によって観測された情報から、現在活動している雷の状況を把握して雷の予想をしています。
①は実際に落雷が発生する状況を把握するシステムです。実際に雷が観測しているならその動きでこれから先の雷の予想ができるということは納得できますよね?
②は雨雲の状況を知るための観測機器ですが、実際は雨雲の高さや、降水粒子の大きさ、最近では氷が主なのか水が主なのかなど雲の中身の詳細まで把握することができます。その、雲の中身の情報を雷の予想に役立たせています。
気象協会(TENKI.JP)の雷レーダーにしても、もとはこの気象庁の雷ナウキャストになります。
どれを見るかはデザインや操作性で決めれればいいでしょう。
雷注意報の期限を見ればいつまで雷がなりやすいかわかる
雷が鳴っている場合、雷注意報が必ず出ているはずです。
実際、雷がなっていなくても大気の状態が不安定であれば、雷注意報が発表されます。
雷注意報は「雷が鳴るかもしれない危険な状態である」場合に発表されます。
逆に言えば、雷注意報が発表されていない場合は雷の心配は無いといえます。
気象庁の注意報は気象庁HPの注意報の画面から確認できます。
この、「表形式になって注意報がいつまでなのか」が分かる注意報尾は2015年から提供されています。
注意報が発表されるまでは期限はわかりませんが、逆に注意報が発表されればいつまで雷に注意が必要なのか一目で確認できます。
注意報は市町村毎に発表されます。
市町村毎にいつまで落雷の可能性があるかを確認できます。
今日と明日の雷の予想は天気予報を確認する
ウェザーニューズの天気予報や気象協会の天気予報、Yahoo!天気の天気予報では、雷がいつまで・・・ということは分かりません。
しかし、防災情報の発信元である気象庁HPの予報を見れば雷がいつまでなのかわかります。
また、気象庁の配信しているXMLから作成している私の
同じように雷を含めた天気予報が確認できます。
天気予報に雷の可能性がある場合は「〇〇~〇〇にかけて雷を伴う」という言葉が入ります。
逆に雷の可能性がない場合は、「雷」という言葉は入りません。
1日中雷の可能性がある場合は、「所により雨で雷を伴う」となります。
予報発表時から雷の予想がある場合は「〇〇にかけて雷を伴う」となりますし
夕方以降、翌日にかけて雷の予想がある場合は「夕方から雷を伴う」など、終期が表現されない場合もあります。
雷については雨と一緒になって「雷を伴い激しく降る」という表現になる事も多々あります。
気象庁の天気予報をみれば、いつからいつまでが雷の危険があるか確認できますね。
予報で確認する場合は、時間の指定が〇〇時と時間指定されていません。
昼前とか、夕方と書かれています。
ただ、これも適当に書かれているわけではありません。
予報用語できまった時間を表す言葉と対応しています。
0時~3時 | 未明 |
3時~6時 | 明け方 |
6時~9時 | 朝 |
9時~12時 | 昼前 |
12時~15時 | 昼過ぎ |
15時~18時 | 夕方 |
18時~21時 | 夜のはじめ頃 |
21時~24時 | 夜遅く |
曖昧に表現されていますが、厳密に定義されているので確認して使ってください。
また、「雷予報の調べ方」では、今日や明日だけでなく、10日先までの雷予報の調べ方を紹介していますので参考にしてください。
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