雷はいつ落ちた?5分単位で、落ちた時間とどこに落ちたかも分かる方法
あなたの聞いた雷や被害のあった雷、いつ落ちたか分かる?
時期にもよりますが、2020年頃からは雷が分単位でどこに落ちたか分かるサービスが増えています。
また、雷の観測を100年以上継続している期間と言えば気象台になります。
全国にある気象台の雷を含めた気象現象の観測はHPを通じて公開されています。
気象台近くに落ちた雷のであれば、いつ頃、どこに落ちたのかわかるということになります。
気象台はほとんどが県庁所在地にあり、雷は20㎞程度離れていても聞こえます。
ということは、県庁所在地付近の雷は100年前の雷でもわかると言えますね。
最新の細かくわかる雷の落ちた時間の調べ方から、100年昔の雷まで時間の順番に調べていきましょう。
雷がいつ落ちたか分かる!雷の落ちた場所も分かる!
最近では、落雷のあった場所とその時間を詳細に知ることができます。
雷の観測はWEBページによって分かる細かさが違います。
一番、私が使いやすいと思っているのが、「過去の雷観測(雷レーダー)」です。
2020年の10月以降のデータであれば、日本中の雷が、いつ落ちたか、どこに落ちたか分単位で分かります。
過去の雷という名前ですが、リアルタイムで更新されるので10分以内に更新されます。
緯度経度から詳細な場所もわかります。
緯度経度は、0.001°単位なので100m単位ということになります。
雷の観測については、そこまで精度があるかは分かりませんが。
この、雷の観測については、気象庁の雷の観測と同じとなっています。
当然ですが、この気象庁の雷観測については、機械(レーダー)で行われています。
LIDENと呼ばれる雷監視システムでの観測結果です。
この、雷の観測が2020年10月以降、蓄積されているのが「過去の雷観測(雷レーダー)」です。
1分単位で雷がいつ落ちたかわかる!
そして、日付を選択すれば2020年10月からの気象庁が観測した雷について
いつ、何処に落ちたのかわかります。
素晴らしいですね!
気象庁の雷観測は広く使われている
雷の観測データはここ数年、多くの気象会社が使用して公開います。
天気会社の提供する雷レーダーは基本的にどこも気象庁の雷観測を使用しています。
「気象協会の雷レーダー」も「Yahoo天気の雷レーダー」も「フランクリンジャパンの雷レーダー」もすべて
元データは気象庁の雷観測です。
すべて元のデータは同じなのですが「過去の雷観測(雷レーダー)」であれば拡大縮小が簡単で、雷が何時何分に落ちたのか、1つ1つの雷について正確な緯度経度とともにわかります。
それが、私のオススメしている理由です。
100年以上のデータがあり「雷がいつ落ちたか」証明にも使える、気象庁の有人観測データ
雷がいつ落ち落ちた?
という問の答えは、一昔前なら「気象観測データを使いましょう」
というのが唯一の答えでした。
インターネットが普及し始めた2000年頃からは気象庁のHPでも気象観測データが公開されはじめました。
公開されているのは「過去の気象データ検索」というページです。
気象観測データ からも同じ情報が確認できます。
詳しくは「過去の気象データ検索の使い方」で紹介していますが、何時何分に雷が落ちたか、分単位で確認できるようになっています。
こちらの観測は有人観測、人による雷の観測です(雷以外もありますが)。
雨や雪、雷、霧など様々な気象観測データについて、(気象台の周辺のみになりますが)観測されていますので
雷だけでなく他の気象現象で気になることがあれば、こちらですぐに調べられます。
また、データについても気象台によっていつから観測しているか違いがありますが、100年以上の歴史がある気象台が沢山あります(100年以上の所の方が多いぐらい?)。
100年以上昔の雨や雷の状況が簡単にわかるって凄いですよね!
これからの雷がいつ落ちるのか
雷の予想についても、元々は気象庁提供している雷ナウキャストが元になります。
これから落ちる雷については、いつ落ちるかは雷ナウキャストを見るのが1番でしょう。
ただ、この雷ナウキャストの弱点は、1時間の予想しかない点です。
1時間のうちにいつ頃雷が落ちやすいかは分かりますが、それより先はわかりません。
それより先に雷がいつ落ちるかの予想は、気象庁の天気予報や注意報警報
で「雷」の予想を見るのが1番でしょう。
雷注意報では、24時間以内の雷の予想が分かります。
いつまで雷が落ちやすいか、一目瞭然です。
逆に雷注意報が出ていない場合は雷の心配は不要とも言えます。
24時間を超えて、明日の雷であれば、気象庁の天気予報にも雷がいつ落ちやすいか、予想が分かります。
気象庁発表の天気予報のページでも雷がいつ落ちやすいかわかる仕様になっていますのでご利用ください。
また、国外提供の情報にはなりますが、Windyという会社のサービスでは、ECMWFの提供している気象データから雷がいつ、どこに落ちやすい状況か予想を見ることができます。
使いやすいうえに、ECMWFという精度の高いことで有名な気象情報なのでオススメです。
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