風速の目安をkm/h(時速)やkt(ノット)で変換してみてわかること

2021年9月3日

風速の目安の表をkm/h(時速)やkt(ノット)で変換する

風速の体感の目安にはビューフォート風力階級表というものがあります。

風速と体感の目安です。

風速3m/sだと、木の葉が動く…とかそういった目安です。

国内では気象庁風力階級表(気象庁HPでは「風の強さと目安」)と呼ばれる

目安が最も広く使われています。

ビューフォートはイギリスの気象学者で、当時のイギリスで使用されていたノット(KT)を基準に

体で感じる風力の目安を作成しました。

ビューフォート階級表に少数の微妙な数値が出てくるのはそのためです。

では、その単位を㎞/hやkt(ノット)に直した気象庁ビューフォート階級表です。

m/sを㎞/hにするには3.6倍すれ正確に変換されます。

1m/s=3.6㎞/hですね。

また、m/sをkt(ノット)に変換するには0.514をかければ変換できます

正確さを突き詰めない限り0.5倍(1/2にすれば)変換されます。

1m/s=0.514ktですね。

kt(ノット)がどうして0.514という数字になるかはちゃんと意味があります。

kt(ノット)の定義について興味があれば、『kt(ノット)の定義の意味』にまとめています。

見ると納得!実はkt(ノット)もm/sも地球を基準としている単位なんです。

風力 名称 呼び方 英語 風速(m/s) 風速(km/h) kt(ノット) 目安(陸) 目安(海)
0 静穏 せいおん Calm 0.2以下 0.8以下 0 煙が真上にまっすぐ昇る 水面が鏡のように滑らか
1 至軽風 しけいふう Light air 0.3~1.5 0.9~5.4 1~3 煙が向きが分かる程度に昇る うろこのようなさざ波
2 軽風 けいふう Light breeze 1.6~3.3 5.5~11.9 4~6 顔に風を感じる
木の葉が揺れる
はっきりしたさざ波
3 軟風 なんぷう Gentle breeze 3.4~5.4 12~19.4 7~10 木の葉、小枝が揺れる 波頭が砕ける(砕波)
白波が現れる
4 和風 わふう Moderate breeze 5.5~7.9 19.5~28.4 11~16 砂ぼこりが立つ
小さなごみが舞う
小さな波がたつ
白波が増える
5 疾風 しっぷう Freach breeze 8.0~10.7 28.5~38.5 17~21 葉のある木が揺れる 水面に波頭が立つ
6 雄風 ゆうふう Strong breeze 10.8~13.8 38.6~49.7 22〜27 木の大きな枝が揺れる
傘はさしにくい、電線唸る
波が白く泡立つ
7 強風 きょうふう Hight wind 13.9~17.1 49.8~61.6 28〜33 大きな木全体が揺れる
風に向かって歩けない
砕波した泡が風に流される
8 疾強風 しっきょうふう Gale 17.2~20.7 61.7~74.5 34〜40 小枝が折れる
風に向かって歩けない
砕波い水煙となる。
9 大強風 だいきょうふう Strong gale 20.8~24.4 74.6~87.8 41〜47 屋根瓦が飛ぶ
家に被害が出始める
大波が起こる。砕波した泡が
筋を引く。
10 全強風 ぜんきょうふう Storm 24.5~28.4 87.9~102.2 48〜55 木が根こそぎ倒れることがある
人家の大きな被害が起こる
のしかかるような大波
11 暴風 ぼうふう Violent storm 28.5~32.6 102.3~117.4 56〜63 広い範囲で被害が発生 山のような大波。
12 颶風 ぐふう Hurricane 32.7~ 117.7~ 64~ 甚大な被害発生 大気は泡としぶきに覆われ
海面は完全に白くなる

風速にはkt(ノット)以外にもmps(マイルパーセカンド)など様々な単位が使われます。

ですが、変換で困ったときは「風速の単位変換のまとめ」のページをご覧ください。

時速にすると目安が分かりやすい

気象庁ビューフォート階級表に時速に変換したものを併せて掲載しました。

時速を載せることで、生活で体感する風速との対応が分かりやすくなります。

人の歩く速さは時速4㎞です。時速3kmの人も時速5kmの人もいるかもしれないですが、だいだい時速4㎞ぐらいです。

風力1に対応します。

原付バイクだと(法定速度を厳守するはずなので)時速30kmですね。

風力5です。

気象庁の天気予報で「やや強い風」と呼ばれる8~10.7m/sの範囲の風です。

やや強い風といった場合、風速10m/sなら原付バイクに乗って感じる程度の風と分かります。

台風の強風域の風速15m/sは、時速50㎞ぐらい(車ぐらい)で風力7です。

確かに、傘がさしにくいのは納得です。

電線が風で唸るのも理解できますね。

秒速でいわれてもピントは来ませんが、時速だとだいぶ生活に密着した数値なので分かりやすいですね。

風力階級表