気象庁は公式アプリを出しているようなものです。紹介しましょう。

2021年7月9日

こんにちは、KAKUです。

あなたは毎日する決まったこと、ありますか?

まぁ、沢山ありますよね?

 

私は毎日、気象庁のHPを見ています。

ここ15年ぐらい、365日、どんな天気でも何かしらチェックをしています。

そして、思うのです。

「気象庁公式アプリ、ほしぃー」

気象庁ホームページはアプリとして使える

多分日本で一番気象庁のアプリを熱望しているのは私でしょう。

ですが、気象庁は公式アプリを出してはいません。

残念です。

 

しかし、一部のページはモバイルフレンドリーに作成されています。

言い換えれば、スマートフォンで見やすいページを作っています。

そう、スマホ対応、しているんです。

 

気象庁HPに掲載されているお知らせがしっかりと掲載されています。

↓実際の2021年にリニューアルされたが画面です。

 

どうですか?アプリみたいに使えますよね?

 

スマートフォン対応のページとアプリの違い、あなたは分かりますか?

 

スマートフォン対応のページは・・・WEBページ。

ブラウザで開いてみます。

 

アプリの場合は・・・アプリケーションソフトを起動して情報を見ます。

しかし、アプリの中には、アプリでブラウザを読みだしているだけのものもあります。

 

ちょっと検索してみるとアプリはプッシュ型の情報。

WEBページはプル型の情報に向いているようです。

 

ふむふむ。

なるほど。

 

確かに、アプリはいろいろ通知してくれますね。

 

でも、それが違いってことは・・・

 

通知OFFにしてたらアプリもWEBページも機能は同じってことですよね?

 

多少の差異はあれど、アプリとWEBページの機能は同じようなものなんです!

 

ということで

ホーム画面にショートカット作ればほとんどアプリと同じじゃない?

と思って

気象庁のHPをアプリ化してみました。

使い心地は普通にアプリ感覚です。

(やっていることは、ホームにショートカットを作っているだけですが。)

でも、意外と使っていない人や使っていないという人も多いので紹介してみました。

成功するとこんな感じです。

 

しかし、どのページでもスマートフォン対応ではありません。

オススメのページを紹介しましょう。

気象庁の高解像度ナウキャストはスマートフォン対応でアプリ感覚

 

オススメその1は高解像度ナウキャストです。

なぜ、気象庁の高解像度ナウキャストをホームに追加するかというと

理由は2つ

①雨雲レーダーは、急な雨など、突然必要になることが多い。

②雨雲レーダーはとても便利でよく使うから

です。

 

高解像度ナウキャストを知っている前提で理由まで書いちゃいましたが

高解像度ナウキャスト、見たことはありますか?

 

スマートフォンで見るとこんな感じです。

アプリ感覚で使えますよね?

どこで雨が降っているか、すぐに分かりますね。

青いのが雨雲です。黄色や赤は強い雨雲です。

慣れない場合は凡例を見てください。慣れてきたら直感的に分かるようになります。

高解像度ナウキャストは、5分更新で今の雨の状況が分かります。

雨だけでなく、雷や竜巻を発生させる位の発達した積乱雲の状況も教えてくれます。

「雲いきが怪しいな、もうすぐ雨が降りそう!」

というとき、あなたは

「天気予報を見よう!」と思いますか?

今は、そんな時代ではありません。

「アプリで雨雲の動きを見よう」

という時代です。

1時間以内の天気は、天気予報より雨雲レーダーを見た方が確実に当たります。

雨雲の動きを見ることの大切さは別記事にしてますので興味があればどうぞです。

 

この、高解像度ナウキャスト、ボタンが沢山ありますので続けて機能を紹介しますね。

雨雲の動きが分かる

一番

一番左のボタンは、雨雲を表示するので押すのは当然として

2番目のボタンを押してみました。

雨雲がに太い枠がつきましたね。

この太枠が、現在の雨雲の境域です。

そして、周りの黄色の枠が、30分以内に強雨域に入ると予想される範囲です。

いきなり、直感的ではない表示に驚きですが、そういうことです。

好み使ってもらって大丈夫ですが、私は▲再生して動画をしても雨雲の動きがわかるので、その機能だけしか私は使いません

 

竜巻の発生の可能性があるぐらい活発な雲を表示

一番左は雨雲レーダーなので押すのは当然として、真ん中のボタンも押してみましょう。

これは、竜巻が発生する可能性があるぐらい積乱雲が発達しているところを指しています。

気象庁のレーダは雨雲の動きを調べるのはもちろんですが、雷雲の活動度合いも観測しています。

そして、雷雲注意報や、竜巻注意情報に役立てているんですね。

その情報を、この高解像度ナウキャストのアプリで見ることができます。

この状態よりさらに危なくなると竜巻注意情報も発表されることになります。

竜巻自体、まれな現象で、情報をだしても当たる可能性はかなり低いですが、竜巻注意情報が出た場合は空の様子、身の回りの状況の変化に気を付けておいた方がいいでしょう。

竜巻の規模が大きいものが発生した場合「日中でも空が真っ暗になる」「竜巻の中心が遠くても、風がかなり強くなる」などの特徴があるようです。

雷の状況を知ることができる。

雷がどこに落ちたのかも、アプリ感覚で見ることができます。

気象庁HPは有能ですね。

一番左は雨雲レーダーなので押すのは当然として、右から2番目のボタンも押してみましょう。

雷の状態が表示されました。

これは、LIDENと呼ばれる、気象庁のかみなりを検知するシステムで検知された雷の様子です。

雷の観測については、この画面では、3時間前の雷まで見ることができます。

それ以上、過去の雷を知りたい場合は過去の雷を調べる方法を見てください。

雷は、発達した積乱雲によって発生します。

ひどい雷だと広範囲で家電の故障や停電が発生します。

被害が出た場合は、家財の保険を使うと思いますが、雷の状況を調べるときは、過去の雷を調べる方法が役に立つと思うので使ってください。

 

また、この画面で、雷の状況を把握しておけば、危険が分かりますので屋外作業中の人は避難をすることもできます。

雷のが近づいてくる場合は、危険ですので外作業は中止にしてくださいね。

アプリ感覚でスマホから簡単に見られるので時間はかからないですよね?

 

雨の量を重ねることもできる

一番右は、雨雲レーダに、雨の量を重ねることができます。

雨量表示アプリとしても使えます。

ここで言う雨の量とは、気象庁のアメダスで観測した雨の量です。

レーダの雨の量とは違うこともあります。

普通のアメダスであれば1時間の雨量を表示するところですが、このアプリでは10分あたりの雨量を表示しています。

気象庁アメダスデータは10分ごとが最小単位の公開になっているので恐らく最小単位にしているのでしょう。

レーダーは5分ごとに、この雨が1時間続けばこれぐらいの雨・・・ということで強度を決めています。

なので、レーダーで赤いけど、実際の雨量計の雨量は多くない・・・・ということはあると思います。

雨量が10分の雨量なので1時間あたりにするには6倍しなければなりませんので。

値を細かく見るときは注意が必要です

普段、さっと雨雲の動きを調べるだけなら関係ない話でした。

気象庁HPにはアメダスの観測値を表示するページも別にあるので

観測値をしっかりと知りたいときは、アメダスのページのほうが便利です。

こちらも、スマホ対応でアプリ感覚で使えるようになっています。

 

ホーム画面に気象庁HPを追加する方法

まずは、ブラウから高解像度ナウキャストにアクセスします。

その後、ブラウザの共有ボタン(□に↑を重ねた、アイコンです)

 

そして、この画面で、ホームに追加を押すと

はい、出来上がりです。

この方法、気象庁に限らず、HP全般に使えます。

スマートフォン用にデザインされたページならアプリっぽくなるのでお勧めの使い方です。

普段、よくアクセスするページはブックマークも良いですが

画面にショートカットを作っておくとワンタッチでサッと開けます。

メニューには今後の雨、土砂災害危険度分布、浸水危険度分布、洪水危険度分布もある

これらは、気象庁が売り出し中のアイテムです。

大雨や台風のとき、どこで土砂災害の危険性が高まっているか、どこで洪水の危険が高まっているかを地図で見ることができるページです。

危険度分布の解説によるとこのページでは、実際の雨量から、地中の水分量や今後の川の水位を計算して危険の度合いを判定しています。

洪水の場合、雨雲レーダーで観測した実際の雨量から計算した川の水位はかなり正確です。

この危険度分布で紫になればかなりの確率で氾濫に近い水位になっています。

 

命にかかわる情報なので、すぐに出せるように、いつでも開いて見ることが出来るように

ホーム画面にショートカットを作っておきましょう!

 

 

 

 

雨雲の動き と 高解像度ナウキャストは違うの?

名前としてはかなり近いので普通は違いがわかりません。

「高解像度ナウキャスト」は、5分更新の、現在の雨量強度 とその1時間先の予想

「今後の雨」は 1時間に実際に降った雨量 と その15時間先までの予想 (10分更新)

と今後の雨のほうが、スパンが長くなってきます。

短時間用=高解像度ナウキャスト

少し時間が長い用途=今後の雨

という使い分けです。

今後の雨は、シンプルな名前とは違い、中身は結構複雑です。

これまでの1時間雨量の分布はレーダーだけでなく実際の雨量計の値をふまえつつ、丁度良い分布を作ってくれます。

また、先の予想は、単純に雨雲を動かすのではなく、スーパーコンピューターの計算結果をふまえて予想します。

なかなか優秀なんですよ「今後の雨」は。

現在位置の取得も便利

女性であると、プライバシーの観点から、なんとなく現在位置の取得を押したくないという人、多いと思います。

私も押したくない派なのでよくわかります。

なんとなく嫌ですよね。

ただ、この高解像度ナウキャストのページは、気象庁の作ったページで国の機関が作ったページなのである程度現在位置取得も抵抗なく押せませんか?

押すと、現在位置に地図をさっと移動させてくれます。

ちょっと拡大しすぎなのが気になりますが、急いでいるときには便利なので使ってみてください。