ECMWFとNSEPの天気予報がわかるオシャレなお勧め天気アプリWindy~サイトもあるよ~
Windy使ってますか?
天気アプリ、何を使ってますか
Windy 使ってますか?
アプリにもなっているし、HPでも見ることができます。
アプリをインストールするかどうかは、WEBでWindyのサイトを使ってからもいいと思いますよ。
オシャレなデザイン、使いやすい構成、なによりECMWFの天気予報が見れるのが一番のポイントです。
NSEPというアメリカの数値予報モデルGFSでももちろん、問題ありません。
ですが、世界で一番の天気予報であるECMWFがあるんです!使わない手はないでしょう。
↑こんなページです。
windyさんのお許しがあるので、当ブログにも掲載しています。
↓パソコンからアクセスするとこんな感じでしょうか。
スマートフォンでも同じような感じですね。
使い方は簡単。
地名を検索して左上の天気をクリックすると
ズラーーーーーット3時間ごとの天気が表示されます。
3時間ごとの天気だけではありません。
風向きや温度まで。
驚きです。
そして、ここまでの機能がそろっていながら無料!
最強の天気予報アプリですね。
ECMWFってなに?
ECMW、知ってますか?世界最高の精度を誇る、一番あたる数値予報計算をしているのはECMWでしょう。
ECMWは、ヨーロッパの気象機関です。
ヨーロッパの全体(18カ国)が協力して開発をしている気象機関です。
基本的に、中期、長期用の予報をするのがECMWFの仕事です。
中期というと明後日以降の予報ですね。
ただ、明後日以降の予想をするためには、そこまでの予報も必要なので結果として
今日、明日、明後日、・・・10日分予報をしてくれます。
こちらは、世界中の数値予報計算の精度を比較したものです。
気象庁から資料をいただいてきました。
下に行くほど、成績が良いということです。
ECMWはダントツで精度がいいことが分かります。
要は、Windyで見ることができるECMWの天気予報は世界最高の精度であるという証拠です。
Windyではレーダーも雨も雲も気温も湿度も風も波も何でもわかる
windyの右側にはメニューがあります。
それを見ると様々事が分かります。
- 雨雲レーダー(実際の雨雲)
- 気象衛星
- 雨雲の予想(今後の予想)
- 風の予想
- 波の予想
- 気温の予想
- 湿度の予想
ここまでは、ほかのアプリでも見ることができますが、ここから先はめったにありません。
- No2
- PM2.5
- オゾン
- エアロゾル
- 雲頂
- 視程(見通しの距離)
などなど。
この充実度合いは右に出るアプリはないといっても言い過ぎではないでしょう。
しかもこれだけそろって無料。
完璧ですね。
windyの注意点
windyは世界で一番当たる天気予報ECMWFの数値予報資料を使っています。
ECMWが世界で一番当たる天気予報なのは疑いの余地はありません。
しかし、ECMWを使っても、そのECMEFの天気図から天気予報への翻訳が上手くいかなければ
当たる天気予報は出来ません。
天気予報は、スーパーコンピューターの計算した計算結果さえあれば、出来るというものではありません。
スーパーコンピューターの計算した、計算結果を、統計的に、人工知能的に様々な工夫をして天気予報にしています。
昔は、人が天気図見ながら「うーーん。夜から雨かなー」と、天気に翻訳していました。
しかし、今は数値予報資料も細かいし、出力して提供するデータも細かくなってきました。
そのため、自動で処理する部分が多いです。
それでも、数値予報資料はそのまま天気予報にはしません。
そのまま天気にするには、数値予報資料は特性(クセのようなもの)が強すぎます。
私は気象会社の予報を調べて、どこの天気予報が当たるかという調査をしています。
国内の天気予報は、同じ気象庁の天気予報資料を使っているのに差がついています。
これは、スーパーコンピューターの計算した数値予報資料から天気予報への変換で差がつくということの証拠です。
iPhoneの標準の天気アプリの天気予報が当たらないのも、この、数値予報資料から天気予報への変換が上手でないことが原因です。(iPhoneの標準の天気アプリが当たらない理由に詳しくまとめています。)
windyについても、図で見る分にはECMWFの資料そのままなので信頼はできますが、地点ごとの天気予報を表で見る場合は注意が必要なので、気をつけてください。
晴れマーク、雨マークだけに気を取られず、雨の分布の図を、時間ごとのに追ってイメージするのがこのアプリの有効な使い方でしょう。
エキスパートモードは高層の天気図と同じことが分かる
Windyには、エキスパートモードというものがあります。
エキスパートモードにすると、700hPaや850hPaといった、上空の数値予報資料が分かります。
気象予報士や天気に詳しい人になると、上空の状態をしって気象状態の把握をします。
普通の天気アプリだと(少なくとも国内の天気アプリであれば)そういった、上空の数値予報資料を見ることができるアプリは有料です。
100円とかではなく、数百円の月額使用料金を払ってもおかしくないレベルです。
それが、無料で使用できるんです。
気象人に優しいアプリですね。
これが、オススメの天気アプリWindyでした。
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