気象予報士は独学でなれる?文系でもなれる?

2019年8月19日

気象予報士の試験、受けますか?興味がある・・・ぐらいですか?

「気象に興味はあるけど・・・専門知識はありません」

「資格として挑戦してみたいけど、難しいんでしょ?」

「気象予報士の資格をとって、将来に活かしたい」

いろんな声を聞いたことがあります。

気象予報士の試験、合格率は5%って聞くけど私にも合格できるかな?

やっぱり、講習を受けないとだめかな?

心配になりますよね?

 

 

ここで、ハッキリ答えましょう。

大丈夫です。

あなたは努力すれば合格できます。

自慢ではありあせんが、私のブログは検索上位に表示はされていないでしょう。

こんなブログに行きつくほど入念に調査しているあなた。

あなたなら気象予報士試験に合格できるでしょう。

ただ、ひとつ、大切な条件があります。

それは、正しい努力をすること。

それだけです。

「文系だけど大丈夫?」

はい、大丈夫です。

「気象の知識は無いけど受かるの?」

はい、だけど大丈夫です、ちゃんと正しく対策すれば大丈夫です。

「独学でも気象予報士の試験に合格できるの?」

はい、今日は独学で勉強することを前提に話を進めます。当然、正しく対策すれば合格です。

空と雲

気象予報士の試験合格率5%に騙されてはいけない。

そもそも、試験の合格率に騙されてはいけません。

気象予報士試験に限った話ではありませんが、合格率に騙されてはいけません。

合格の難易度を図る目安が他にないので、合格で比べるしかないのですが

本気で受験している人の割合はそこまで多くありません。

高校や大学の入学試験のように、ほぼ全員が本気!という受験とは違います。

だいたいの人にとって気象予報士試験は

落ちても次がある試験です。

合格しないと人生が大きく変わる試験ではありません。

だから、自然と対策も甘くなりがちです。

なかには欠席する人もいます。

そういう状況での合格率5%なのです。

私の知っている限り、本気の人は半分以上が1発合格です

1回で合格しなかった人も、「一般知識」だけ合格して

2回目で「専門知識」の対策を万全にして合格しています。

何度も受験している人の話を聞きますが、対策が甘いか、実力不足のうちに受験しているように思えます。

しっかりと正しい対策をして受験すれば最小限の費用で気象予報士試験に合格できるでしょう。

 

ここから先は、正しい気象予報士試験に合格する努力の方法の話です。

もちろん、独学です。

朝日

 

気象予報士試験受験入門。スタート地点を知ろう

独学で気象予報士試験に合格するための第一歩です。

まず、スタート地点を知りましょう。

もし、あなたが、「気象学」というものをまったく知らないのであれば1からのスタートになります。

大学で学んだ人はほんの一握りだと思います。

ほとんどの人がここからのスタートだと思います。

もし、気象学について知識があるのであれば無料で公開されている

気象予報士試験の過去問でどの程度知識があるかを一度測るといいでしょう。

 

気象学を知らなくても心配は不要です。

一歩一歩、確実に進むことが大切です。

と、いいますか、1足飛ばしにしないことが大切です

では、スタート地点が「最初から」となった「気象学」が初めてのあなたにおすすめしたい第一歩を紹介します。

最初からテキストを勉強しない

大事なことなので、ちゃんと説明します。

最初から「気象学の本」は勉強しないでください。

それは、1足飛びです。

地図を見ないで山に登るようなものです。

それでも大丈夫な人もいますが、お勧めはしません。

最初にすることは「一般向けの気象の本を読む」ということです。

7割知っている、3割ぐらい知らない事が書いてある薄めの本

がベストです。半分知っているぐらいでもいいですが、難しく書いてあると

感じる本は避けましょう。

購入する必要はありません。

図書館で借りてくるぐらいで充分です。

古本でも構いません。

あえて、挙げるとしたらこれぐらいのレベルです。

ちなみに、私の気象予報士試験対策入門講座でもある程度の役割を果たすとは思います。



簡単な内容である程度、網羅していればベストですが、簡単な薄い本を2冊~3冊読んでもいいでしょう。

絵があると、イメージも沸くので最高ですね。

 

目的は二つあります。

①「気象」の全体像を知ること。

②知っている専門用語を増やすこと

です。

紹介した本は、だいたいの気象の話を網羅しています。

言いかえれば、全体像を理解できます。

しかも、簡単に。短時間で気象の全体像が理解できます。

気象予報士試験の全体像を知ることと同じなんです。

また、専門用語を簡単な言葉で解説してくれています。

最初の専門書で学んで、正確に理解するのが好きな人がいますが、それで成功するのは少数派です。

図の多い、簡単な言葉で書かれている本でおおまかなイメージを持ち、

その後、気象学の本で正確に理解する。

遠回りにみえても、この方法が確実で近道です。

この方法、私の大学の先生が教えてくれた方法なんですが、どんな分野でも当てはまる方法です。

さいしょからガチガチに勉強すると好きなものも嫌いになってしまいます。

モチベーションの維持のためにもオススメの方法なので試してみてください。

どのレベルまで理解したら気象予報士試験の2歩目に進む?

気象のことが書いてある、簡単な本は読みましたか?

2~3冊読んだなら次のステップに進んで大丈夫でしょう。

気象予報士入門書に進みましょう。

 

おおまかな目安ですが下の話は理解できてますか?

  • 天気予報を作るおおまかな流れは知っていますか?
  • 数値予報とは何か説明できますか?
  • 気象予報士の仕事を説明できますか?
  • 気圧の谷、気圧配置について理解できましたか?
  • 上空の天気図は見ましたか?
  • 防災情報の種類は理解できましたか?
  • 雲のでき方は分かりましたか?雷の仕組みは分かりましたか?
  • 地球の大気について、対流圏、成層圏、熱圏などの話は読みましたか?

これぐらいの話がスラスラ説明できるようになったら

気象予報士の入門書もきっと、理解が出来るでしょう。

数式が得意であれば、サクサク進むかもしれません。

苦手であっても、全体像を理解していれば、何のためにその式が必要かが分かります。必要性が理解出来れば、取り組む姿勢も変わるでしょう。

 

気象予報士試験試験対策はオンライン講座も有効

ある程度、本気で受験する意思が固まったら、オンライン講座という選択肢もあります。

数学や物理に自信があれば、そのままテキストによる独学で十分合格できるでしょう。

気象学の知識がある方は、どんどんテキストで進めてください。

地学の知識がある場合も同様です。地学の知識は必ず役に立ちます。

ただ、それらの知識に自信がなく2歩目に迷ってしまったらオンライン講座もオススメです

最近では資格学習が受け放題というものもあります。

オンラインなので、家にいながら気軽に講座を受けられます。

値段も1000円しないコースからあるので、3か月受講してもテキスト1冊分の値段しかしません。

そもそも試験に落ちると11,400円のテスト費用と移動費用が無駄になります。

1発で合格するために数千円を自分の知識のために使うのは有意義だと私は思います。

私が調査した中では 様々な資格学習が980円でウケホーダイ!【オンスク.JP】 が一番お得だったので紹介しておきます。

講師の書いたオリジナテキストもありますし、学校の講義とちがって聞き逃してもまた、再生できるのがオンライン講座の強みですね。

オンライン学習はどこでも受講できるし、無駄な移動や待ち時間が不要になります。

仕事をしている合間に勉強をする人、講義を聞いて勉強したい人、1人では心細い人には

1番の勉強方法かもしれません。

勉強方法を決めるのはあなたですが、自分にあった最善の方法を選んで

是非、1発合格を勝ち取ってください!

応援しています。