【10日間天気図!】10日間の天気図が見れる3つのウェブサイトの使いを詳しく説明

2024年5月25日

時代は10日間天気予報。天気図も10日間になりました!

週間天気予報なら、テレビやインターネットでなじみもあると思います。

昔は7日、1週間が天気予報の限界でした。

でも、科学技術は進みます。

時代とともに進みます。

天気予報も進化します。

時代とともに進化して今では10日予報が普通です。

そんな10日先が分かる天気予報

どんなサイトがあるんでしょう?

日本の10日間天気図だけでなく、もっと精度の高いECMWFやNOAAの10日先までの天気図がを紹介します。

しかも、地上天気図だけでなく、上空の天気図も見れるんですよ!

日本の作った10日間天気図はSWC天気予報かGPV気象予報で

 

SWC天気予報GPV気象予報のアップグレード版。スマートフォンならSWC天気予報の方が便利な作りになっています。

SWC天気予報は、有料サービスと無料サービスがありますが、プロか、マニアでもない限りは無料の機能で十分です。

モード(広域、広域2、詳細、極地)の4つのモードがあります。

広域モードにすれば、最大10日先までの天気図が3時間刻みでわかります

しかも、雨だけではなく、雲がかかるかどうかの予想まで解る!!

しかも、無料!

インターネット万歳の時代です。

さらに、スマートフォン対応とです。

実はこのサイト、雨だけでなく、風や気温まで解るので、今最も人気のある天気予報をするためのデータ取得サイトという話です。

気象予報士が細かいデータを見るときはSWC天気予報かGPV気象予報で10日間の天気図をチェックしています。

プロ・マニア向けでありつつ、アマチュアでも十分使いこなせるインターフェース、素晴らしいの一言です。

こちらのSWC天気予報でもGPV気象予報の雨雲も、元は気象庁のスーパーコンピュータの計算結果です。

それを、SWC天気予報はほぼ、そのまま見せてくれているのです。

スーパーコンピュータの計算結果 なだけに、少々、くせというか、傾向もありまして、雨雲の予想と結果を見比べると予想のほうが広く雨雲を予想する傾向があります。気象庁の数値予報資料の説明を参考にすれば、中層(約3㎞付近)は乾燥傾向にあるとか、ありますが普通に使用する分にはそこまで気を付ける必要はないでしょう。

弱い雨雲がかかっている場合は、実は雨が降らない可能性もあります。

また、10日も先の天気図だと、いくらスーパーコンピュータでも誤差が出てきます。

そのため毎日、最新のデータから計算しなおして、予想資料を更新しています。

私見ですが、7日以上先のデータは、翌日にみたら変わっていた・・・ということが多々あるので過度な信頼はできません。

使い方には注意が必要です。

↓の画はGPV気象予報の10日先の天気図です。3時間毎に10日先までの天気図があります。

10日間天気図(GPV)

300hPa~925hPaまで風や湿度、気温、相当温位など様々な気象要素を天気図の形で見ることができます。ちょっと前まではこういう、高層の気象状態を天気図として見ることはできませんでした。かなり、画期的だと私は感じています。

まぁ、その辺はプロ向けでしょうか。

 

普通に使う分には、「雨量・雲量」を使えばいいでしょう。

 

 

ECMWFの10日間天気図を見る

ECMWFの10日間天気図は必見です。

予報資料としてはだいぶ正確です。

世界一の精度と言われていますので。

世界の天気予報資料は、毎年精度を比較されます。

国ごとの比較です。

その、天気予報資料の精度比較で毎年世界一になっているのが

ECMWF!!!

しかし、本家のHPではちょっと天気予報は難しい。

なぜ?

さぁ、見てみましょう。

ECMWF_高解像度モデル

塗りつぶしてあるのは、風の強さです。

雨の予想がのっていません!!

ECMWFの公式ページの天気図は「500hPaの高度」と「850hPaの高度と風速」です。

ECMWFの天気図は雨量の予想がありません。

気象予報ぐらいの知識があれが、気圧配置から天気のイメージが持てるでしょう。

でも、普通の人には無理です。

ですが、安心してください。

そんなあなたにお伝えするのが

Windy

Windyは、ECMWFの予想を「雨の予想付きで」見せてくれます。

一般的にイメージする天気図とイメージは違うでしょうが、天気図としての役割をしっかりと果たしてくれます。

もちろん、10日間の天気図があります。

ECMWFの天気予報資料は世界一といいましたが

Windyは世界2位の天気予報資料のアメリカの天気予報資料も見せてくれます!

もちろん、GPV気象予報のように、いやそれ以上に沢山の要素を見ることができます。

10日間の雨の予想図だけでなく、風や波、気温や湿度といった気象に関連するようそであればほとんどもれなく図にしてみることができます。

しかも、画面表示はとてもオシャレ。

windycomの予想

更に、天気予報をはじめ、二酸化炭素濃度、オゾン濃度・・・なんでも予想してくれます。

Windyはアプリもあるのできになる人は探してください。

詳しくは世界一当たる天気予報ECMWFの天気予報を見せてくれるWindyをみてください。

 

NOAA、アメリカの作った10日間天気図も使える

NOAAの予想モデル、GFSもインターネットで見ることができます。

詳しい使い方は16日先までわかるアメリカの天気予報GFSの見かたで紹介しています。

この題名をみればわかると思いますが、アメリカのGFSの優れている点は16日間の天気図が見れることです。

GFSの予想自体は先ほど紹介したWINDYからも設定変更して見れるのですが、それでは10日間の天気図しか見れません。せっかくGFSを見るのでしたら16日先までの天気図を見ることをお勧めします。

 

MODEL GUIDANCE”からNOAAのHPに移動して、”GFS”,”ASIA”→見たい要素と設定していけば下のような天気図にたどり着きます。

時間については、Prev  や Next で進められます。

 

GFS画面説明

 

10日間天気図というタイトルではありますが、それを超える16日先までの天気図が見れるので使ってみみてはいかがでしょうか。

 

先の天気予報はよく変わる

ちなみに、10日先になると、どう予想しても予報の精度は下がります。

理由は天気予報と天気の出現率の戦いにまとめています。天気予報の計算は意外と(!?)緻密で様々な要素がからみあった計算です。カオスとも言ったりしますが、ちょっとのズレでも将来には大きな差になって天気に影響を与えるのです。

「10日先どころか明日の天気も当たらないよ!」という人は天気予報が当たらない理由を。

「1時間先の天気もあたってねぇよ」という人は1時間先の天気を当てる!も見てください。

10日間予報が見たいなら気象協会のTENKI.JPから!

ここまで紹介したのは「天気図」に絞ったものでした。

あくまでも予報として「晴れ」や「雨」ということが知りたいなら気象協会のTENKI.JPを見る方が良いでしょう。

日本気象協会HP

こちら、老舗の気象協会が運営するサイト、当然無料です。

10日先の 天気予報をよく見ると「晴れ のち 雨」のように結構思い切った天気予報をしています。

どこまで信頼してよいのか、いつから雨が降り出すのか・・・10日先にそこまでの精度を求めるのは酷かもしれませんが気になるところです。

どこの天気予報を見てもそうなのですが、3日以上先の天気予報を見ると、なかなか雨のタイミングも具体的にわかりません。

一時雨っていつ雨が降るの?

そんな疑問をちょっとでも解決するのが以下のサイトになります。