【10日間天気図】10日先〜16日先の気圧配置図が見られるサイト4つと使い方
10日先の気圧配置図(天気図)を見たい方へ、先に結論です。10日先どころか、15〜16日先までの天気図を、無料で見られるサイトがあります。
気象庁のホームページで見られる予想天気図は、2日先までです。それより先の気圧配置を知りたいときは、世界の予報機関がコンピューターで計算した結果(数値予報)を、地図にしたサイトを使います。
- ECMWF(ヨーロッパ)と GFS(アメリカ)を日本語で見比べる:15〜16日先まで
- 日本(気象庁)の計算の10日間天気図:SWC天気予報・GPV気象予報
- ECMWF の15日先までの天気図:公式サイト・Windy
- アメリカ NOAA(GFS)の16日先までの天気図:公式サイト
地上の天気図だけでなく、上空の天気図が見られるサイトもあります。順番に使い方を紹介します。
1. ECMWF と GFS の天気図を日本語で見比べる(15〜16日先まで)
海外の予報機関のサイトは英語で、操作もわかりにくいものが多いです。そこで、世界で精度が高いとされる ECMWF(ヨーロッパ)と、16日先まで計算している GFS(アメリカ)の天気図を、日本語で見られるページを作りました。
- 雨の予想と気圧配置(等圧線)を、ECMWF は15日先、GFS は16日先まで表示
- 2つのモデルを左右に並べたり、重ねて切り替えたりして見比べられる
- 再生ボタンで、低気圧や前線の動きをアニメーションで確認
- 地図の地点を押すと、その場所の雨と気圧の移り変わりをグラフで表示
- 風の流れや、上空の寒気(雪の目安になる気温の線)も重ねられる
- 無料・登録なし・スマホ対応
10日先の予想は、計算のたびに変わることがよくあります。2つのモデルが同じような気圧配置になっていれば確からしさは高く、分かれていれば「まだ定まっていない」と読めます。見比べられるのが、このページのいちばんの使いどころです。
気圧配置よりも「自分の県で雨が降りそうな日」を知りたいときは、都道府県別・2週間の雨と気温の予想が便利です。ECMWF・GFS の計算と、気象庁の週間予報を並べた表で確認できます。
2. 日本(気象庁)の計算の10日間天気図:SWC天気予報・GPV気象予報
日本の気象庁も、10日以上先までコンピューターで計算しています。その結果をほぼそのまま地図で見せてくれるのが、SWC天気予報とGPV気象予報です。SWC天気予報は GPV気象予報のアップグレード版で、スマートフォンでは SWC天気予報のほうが使いやすい作りです。
SWC天気予報には有料と無料のサービスがありますが、ふつうに使うなら無料の機能で十分です。モードは「広域・広域2・詳細・極地」の4つで、広域モードにすれば、最大10日先までの天気図が3時間刻みで見られます。雨だけでなく、雲がかかるかどうかの予想もわかります。
下の図は GPV気象予報の10日先の天気図です。
地上だけでなく、上空(300hPa〜925hPa)の風・湿度・気温・相当温位なども天気図の形で見られます。気象予報士が細かいデータを見るときにも使われているサイトです。ふつうに使う分には「雨量・雲量」を選べば十分です。
使うときの注意
計算結果をそのまま見せているので、くせもあります。雨雲は、実際よりも広めに予想される傾向があります(くわしくは気象庁の数値予報の資料)。弱い雨雲がかかっているだけの場所は、実際には降らないこともあります。
3. ECMWF の15日先までの天気図(公式サイト・Windy)
ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の計算は、世界の予報機関の精度の比較で、いちばん成績が良いとされています。天気図は15日先まで公開されています。
ECMWF の公式サイトで見る
ECMWF の公式サイト(Charts)は英語です。図の一覧から「Rain and mean sea level pressure」(雨と海面気圧)を選び、地域を「Eastern Asia」(東アジア)にすると、日本付近の気圧配置図が出ます。
図の見方は、ECMWF の天気図の見方を解説した記事にまとめています。
Windy で ECMWF の予想を見る
公式サイトは操作がしづらいので、動かして見たいときは Windy が使いやすいです。ECMWF の予想を、雨の予想つきで10日先まで見せてくれます。
Windy では、設定を変えればアメリカの GFS の予想も見られます。雨のほか、風・波・気温・湿度など、たくさんの要素を地図にできます。アプリもあります。
くわしくは世界一当たる天気予報 ECMWF の天気予報を見せてくれる Windyをどうぞ。
4. アメリカ NOAA(GFS)の16日先までの天気図
アメリカ海洋大気庁(NOAA)の予想モデル GFS も、インターネットで見られます。GFS の良いところは、16日先までの天気図が見られることです。Windy でも GFS は見られますが、10日先までです。
NOAA の MODEL GUIDANCE を開き、「GFS」→「ASIA」→見たい要素、の順に選ぶと、下のような天気図が出ます。時間は Prev・Next で進められます。
くわしい使い方は16日先までわかるアメリカの天気予報 GFS の見かたで紹介しています。英語のページが苦手な方は、日本語の比較ビューワーでも GFS の16日先までの天気図を見られます。
10日先の気圧配置図は、どこまで当てになる?
10日先になると、どのモデルでも予報の精度は下がります。天気の計算は、はじめのわずかなずれが、先へ行くほど大きな差になる性質(カオス)があるためです。7日より先の天気図は、翌日に見たら変わっていた、ということがよくあります。
そのため、どのサイトも毎日、最新のデータで計算し直して更新しています。先の天気図は、次のように使うのがおすすめです。
- 1回の計算だけで決めず、何回か続けて同じ気圧配置が出ているかを見る
- ECMWF と GFS など、複数のモデルがそろっているかを見る
- 予定を決めるときは、近づいてから気象庁の予報で確かめる
理由は天気予報と天気の出現率の戦いにまとめています。「10日先どころか明日の天気も当たらないよ!」という方は天気予報が当たらない理由を、「1時間先も当たらない」という方は1時間先の天気を当てる!もどうぞ。
天気図ではなく「晴れ・雨」で知りたいとき
ここまで紹介したのは「天気図」でした。「晴れ」「雨」という予報の形で10日先まで知りたいなら、日本気象協会の tenki.jp(10日間天気)が見やすいです。
2週間先までの雨と気温の見込みを都道府県ごとに知りたいときは、2週間の雨と気温の予想(全国・都道府県別)で、モデルの計算と気象庁の予報を並べて確認できます。季節に合わせて、台風の進路予想をくらべるページと雪と寒波の2週間予想もあります。
よくある質問
気象庁の10日間の気圧配置図はありますか?
気象庁のホームページで見られる予想天気図は、2日先までです。10日先の気圧配置図は、気象庁の計算結果を地図にしている SWC天気予報や GPV気象予報で見られます。
アメリカの10日間天気図は、どこで見られますか?
NOAA の公式サイト(MODEL GUIDANCE)で、GFS の天気図を16日先まで見られます。日本語で見たいときは、ECMWF・GFS の比較ビューワーが使えます。
いちばん当たる10日間天気図は、どれですか?
世界の予報機関の精度の比較では、ECMWF の成績がいちばん良いとされています。ただし、10日先はどのモデルでも外れることがあるので、1つに決めずに見比べるのがおすすめです。
まとめ
- 10日先の気圧配置図は、数値予報の結果を地図にしたサイトで見られる
- 日本語で見比べるなら ECMWF・GFS の2週間天気図(比較ビューワー)。15〜16日先まで
- 日本の計算は SWC天気予報・GPV気象予報、ECMWF は公式サイトか Windy、GFS は NOAA の公式サイト
- 先の天気図はよく変わるので、複数のモデルと、何回かの計算を見比べる
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